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【千葉】夏の終わりに銚子に行った話 その2 (国木田独歩と犬吠埼灯台篇)

名所史跡めぐり
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以前、東京ディズニーランドで有名な千葉県浦安市(うらやすし)に住んでいたときのことです。

急に銚子電鉄を見たくなって、銚子(ちょうし)に来てしまいました。

銚子駅から利根川まで行き、沿岸を歩いて銚子ポートタワーの付近まで来ました。

活魚料理店の門をくぐり

銚子ポートタワーの横を出発し、さらに歩いて巨大な料理店と駐車場の横を通り抜けると、赤く「一山いけす」と書かれた大きな門を発見しました。

伊勢海老

石垣島をイメージしているのか、左右の柱に無数の石が貼り付けてあるのが、印象的です。
ただ神社の鳥居と同じ様に、柱の外側に塀がないので、どこを通っても通り抜けられます。

真鯛の魚拓

後ろを振り返ると、先ほどの巨大な料理店の屋上には看板があり、同じく赤い字で「一山いけす」と書いてありました。

ちゃんと公道を歩いてきたのですが、どうも料理店の裏から正面へと抜けたようです。
なお、このあたりは海が間近なので、海風がきつく、コートが飛ばされそうになりました。

あしかがいるのか?海鹿島海岸

さて、県道254号線に合流して歩いていると、海鹿(あしか)という地名が、いやに目に付くようになりました。

いつのまにか海鹿島海岸というところを歩いていたようです。
あしか荘という旅館の看板も見かけました。

アシカ

むかし海岸沿いの岩場に、アシカが来ていたことがあったのでしょうか?
普段見かけないものが来ると、東京の多摩川のタマちゃんのように話題になりますからね。

雑木林の国木田独歩の石碑

海鹿島海岸を歩いていると偶然、道端に「国木田独歩の碑入口」の案内板を見つけました。
国木田独歩(くにきだとっぽ)とは、銚子生まれの詩人であり作家である人です。

国語の教科書

国語の教科書で何度か見かけていましたが、いまいちよく知りません。
ただ、海沿いの道ばかりも詰まらないので、内陸の方へ道を曲がって見に行きました。

石碑

案内板に従って歩いていくと、雑木林の中に巨大な自然の岩が現れます。
そこに埋められた歌碑は、「独歩吟」に収められた「山林に自由存す」の一節のようです。

ただボクは、詩がよく分からないので、そうそうにその場を立ち去りました。

君ヶ浜しおさい公園を散策

ふたたび、海岸沿いの道に戻りしばらく南に歩くと、眼の前に君ヶ浜しおさい公園の景色が現れました。

湾曲した砂浜

砂浜が細長く湾曲して、さらに向こうに見える灯台まで緩やかに伸びています。

最初のうちは、君ヶ浜に沿って県道254号線を歩いていたのですが、砂浜の中に道が通っていたので、君ヶ浜の中を歩くことにしました。

簡易的な駅舎

ちなみに君ヶ浜しおさい公園は、銚子電鉄の君ケ浜駅から比較的近いようです。
駅から森の中を抜けて、君ヶ浜まで遊びに来る方を、たくさん見かけました。

犬吠埼灯台と水平線

君ケ浜しおさい公園の中を南に向かって歩いていくと、景色が良くて見とれていたからか、灯台のふもとに到着するのが早く感じました。

すぐに細い階段を上がって県道254号線に。

灯台

今度は、灯台へと続くメインストリートを、立ち並ぶ食堂やみやげ物屋には目もくれず、灯台まで歩いていきました。

しかし残念ながらその日、灯台は公開されていませんでした。
仕方がないので、灯台の塀の周りの小径(こみち)を一周して、帰ることに。

海と砂浜

小径を通って灯台の向こう側まで行くと、ほとんど他の陸地が見当たりません。
普段滅多に見られない、丸くて長い水平線を目の当たりにできました。

東映のオープニング

映画館

そういえば、東映の映画のオープニングで、岩場に波しぶきの映像が映りますよね。
てっきり冬の日本海で、撮影された映像だとばかり思っていました。

ところが実はここ犬吠埼で、撮影されたものだそうです。
目からウロコでした。

では、民宿のある外川に向かいます。

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