岐阜県山県市長滝(やまがたし ながたき)には、釜ヶ谷山(かまがたにやま)があります。
前回、久しぶりに伊自良湖(いじらこ)を訪れたとき、その存在を知りました。
そのときは近くにある甘南美寺(かんなみじ)から登り始めたのですが、時間に余裕がなくて下山することに。
ということで今回は自宅を早めに出て、釜ヶ谷山頂上まで登ってきました。

伊自良湖の駐車場から、甘南美寺コースを登って、生産の森コース序盤の送電鉄塔No.134 まで来ました。
生産の森コースの大岩の上からの眺め
鉄塔から一旦下って 大岩の横を登り 大岩の上へ
さて送電鉄塔No.134 からは、ふたたび生産の森コースを歩いていきます。
一旦、坂道を下っていったら、今度は大岩の横を登っていく坂道になりました。
生産の森コースの岩場からの眺め 岩場からの急な下り坂
あたりが岩場だからか、生えている木がまばらで見晴らしが良さそうです。
大岩に上がって眺めてみると、伊自良湖のほぼ北に位置する釜ヶ谷山系の山が見えました。
ちなみに大岩の向こう側は、マツが生い茂っていますが、断崖絶壁で大変危険になっています。
気を付けて生産の森コースまで戻り、急勾配の坂道を下りていきました。
分岐点でコース選択を間違えて
分岐点(左)送電鉄塔No.133 分岐点(右)ミゾレ林道
さて岩場から坂道を下りてくると、手書きの案内板がある分岐点に差し掛かりました。
左方向にはマジックインキで「頂上じゃないよ×」、右方向には「ミゾレ林道へ下る」と書かれています。
奥の院コースを歩きたかったので、左方向へ登っていったのですが、どうやら道を間違えたようです。
釜ヶ谷山頂上に着くまで、展望台も甘南美寺奥の院も行者岩も見当たりませんでした。

もしかすると、ここでミゾレ林道へ下るのが、正解だったのかも知れません。
ただ道を間違えてはしまいましたが、奥の院コースでない方の道もそれなりに楽しめました。
送電鉄塔No.133 でひと休み
ピンク色のリボンを頼りに 送電鉄塔No.133への案内 右側に釜ヶ谷山
さてあまり代わり映えのしない長い坂道を、ピンク色のリボンを頼りに、ひたすら登っていきます。
すると見晴らしの良い場所があって、はるか遠くに釜ヶ谷山が見えました。
明るい方へ 送電鉄塔No.133 の足元
そこからほど近いところに、中部電力の送電鉄塔No.133 があります。
送電鉄塔の向こう側には、送電鉄塔の方向を指し示す黄色い案内板が小さく見えました。
伊自良湖スカイウェーの向こうに文珠山
送電鉄塔No.133 の敷地は見晴らしが良いので、ちょっと休憩していくことに。
手前の山には伊自良湖スカイウェーが、遠くの方には文珠山(祐向山、権現山)が見えました。
伊自良湖スカイウェーを通って
雑木林の中へ 黒い樹脂製の階段 伊自良湖スカイウェー(造成中)
送電鉄塔No.133 からはしばらくの間、木漏れ日の射す雑木林の中を登っていきます。
森の様子が暗くなってきたと思ったら、前方に黒い樹脂製の急勾配の階段が現れました。
階段を上ったところにあったのは、造りかけの道路です。
路面は未舗装でしたが、とりあえず道路の上を釜ヶ谷山頂上に向かって歩いていきました。
伊自良湖スカイウェーを延長している途中だと思われます。
伊自良湖SWから(左) 伊自良湖SWから(中)、釜ヶ谷山 伊自良湖SWから(右)
造りかけの道路からの眺望は素晴らしく、遠くには雄大な釜ヶ谷山が望めます。
ただ、その山頂への道のりは、まだまだ長そうなのでした。
さらに釜ヶ谷山頂上を目指して登っていきます。
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