以前、滋賀県の米原市(まいばらし)と長浜市(ながはまし)の間にある横山城跡に登ろうとして、米原市朝日にある観音寺へ行ったのですが、そのときは駐車場が工事中でした。
昨日(2019.08.11)、久しぶりに米原市朝日にある観音寺を訪れて、本堂の右手から横山城の南城跡まで登って下りてきた後は、観音寺の本坊で「三献の茶セット」を味わいました。


環境防災林 朝日(観音寺地区)地図
観音寺の薬師堂から始まる西国三十三所観音巡拝道を通って、横山城の南城跡まで登り、もうすぐ盂蘭盆会(うらぼんえ)なので、梵鐘堂の梵鐘(ぼんしょう)を鳴らしました。
観音坂峠方面へ下山
- 大日如来(奥に横山城の南城跡)
- 阿閦(あしゅく)如来
今回は西国三十三所観音巡拝道を登るのが目的だったので、下山することにします。
出来れば行きとは違う山道を歩きたいので、帰りは観音坂峠方面へ向かって、観音寺の蓮池へとつながる山道を下りることにしました。
2体の石仏に見送られながらの出発です。

分岐点(谷)十三仏巡拝道経由で観音寺
途中で観音寺へと下りられる十三仏巡拝道がありましたが、今回も素通りしました。
十三仏巡拝道は石仏が十三体しかなさそうなので、もしかすると西国三十三所観音に比べて、急な坂道なのかも知れません。
観音寺の蓮池へ

分岐点(左)観音寺の蓮池(右)観音坂峠
あずま屋のある見晴らし台の中を通り抜けていくと、分岐点に着きました。
前回は、長浜市石田町(ながはまし いしだちょう)に下りるため、観音坂峠へ向かいましたが、今回は観音寺の蓮池へ向かいます。
- 蓮池への道
- つづら折りの道
- 蓮池は右へ
両側に木立が両側に迫っている道はクモの巣が多いので、気を抜いていると顔や体にまとわり付きますが、それさえなければ緩やかで歩きやすい道です。
何度も折れ曲がるつづら折りの道を下りていくと、ようやくふもとに到着しました。

観音坂の登山口
ちなみにすこし池の方へ歩いていくと、観音坂の朝日登山口もありました。
道幅が何だか広すぎるような気もしますが、むかしの雰囲気を残す道になっています。
お地蔵さまと道しるべと蓮池

地蔵と道しるべ(左)た尓ぐみ(右)さめが井、工事中の旧道
さらに歩いてくると、お地蔵さんの横に道しるべがありました。
左(東)へ行くと「谷汲」、右(南)へ行くと「醒ヶ井」と刻まれています。
西国三十三所観音巡礼は、どのような順序で巡っても良いらしいので、近江国の竹生島宝厳寺から観音坂の峠を越えて、美濃国の谷汲山華厳寺へ行く人もかなり居たのでしょう。

観音寺の蓮池
振り向くとすぐ後ろには、観音寺の蓮池が水を湛えていました。
蓮が総門のある東側にしか無いので、強風でも吹いて寄ってしまったのかと思いましたが、以前に広域で蓮が枯れる現象が起きていたので、その影響で西側は枯れたのかもしれません。
つぎは「石田三成水汲みの池」と観音寺本坊に行きます。

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