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【滋賀】近江八幡市安土町の観音寺城跡へ博物館側から その2 (桑実寺から三角点へ篇)

名所史跡めぐり
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滋賀県近江八幡市安土町(おうみはちまんし あづちちょう)には、観音寺城跡があります。
以前、ふもとの教林坊で紅葉の庭園を堪能したあと、繖山(きぬがさやま)を登って見に行きました。

ということで今回は、近江風土記の丘(滋賀県立 安土城考古博物館)から観音寺城跡へ登ってみました。
前回は見に行かなかった大石垣も見に行っています。

繖山周辺地図
繖山周辺地図

近江風土記の丘(安土城考古博物館)から、繖山に登り始め、石仏の道の途中で、役小角像を見つけました。

桑実寺に寄り道

さて役小角像からさらに石仏の道を歩いていくと、ようやく西国三十三所観音の第1番に着きました。
道がここで二手に分かれていたので、桑実寺の方へ歩いていきます。

コンクリート階段を下って、さらに舗装道路を登っていくと、桑実寺の注意書きがありました。
拝観料(入山料)が必要とのことなので、受付へ向かうことにします。

境内に入ると、チャイムが鳴ります。

ところが桑実寺西口まで来ると、通せん坊がされており、関係者以外立入禁止の札が地面に置かれていました。
小銭入れを手に持っていたのですが、片付けて来た道を戻ることに。

繖山は修験道の山

ということで、ふたたび石仏の道の第1番まで戻ってきました。
ここからは、繖山三角点を目指して登っていきます。

ひたすらに丸太階段を登っていくと、登山道の右側に縦長の大石が 2つ立てられていました。
石碑かと思ったのですが、見に行くと大石の正面には何も刻まれていません。

バンジージャンプ

この場所は、修験道が盛んな奈良・大峯山の西の覗きと同じ場所のようでした。
修験者の体に命綱を結びつけて、巨岩の端から逆さまにぶら下げられる修行をするようです。

観音寺城跡の遺構群

さて至るところに大石が点在する山道を登っていくと、尾根筋を通る登山道に合流しました。
あとは繖山三角点を目指して登っていくだけです。

ところが登山道は、勾配が緩やかになったり急になったりを細かく繰り返していました。
人工的なものを感じるので、どうやら観音寺城跡の遺構のようです。

指揮をする戦国武将

程なく尾根筋が一旦盛り上がったあと、急に窪んでいる場所に差し掛かりました。
かなり埋まっていますが、かつての堀切跡のようです。

長い急坂を登って、繖山三角点

堀切跡らしき場所を通り過ぎると、いよいよ急勾配の丸太階段が始まりました。
かなり長いので、登っても登っても終わりが見えてきません。

それでも休みやすみ登っていくと、ようやく繖山三角点に着きました。
地図を見る限り山頂ではなさそうですが、山名版も設置されており広場になっています。

きっと、かつては観音寺城曲輪として利用されていた場所なのでしょう。
ちなみに繖山三角点からは、遠くに三上山が見えます。

つぎは観音寺城跡へ行きます。

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