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【滋賀】観音寺城跡へ登る前に、教林坊の紅葉を見る その2 (教林坊の庭園篇)

神社仏閣めぐり
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滋賀県近江八幡市安土町(おうみはちまんし あづちちょう)にある観音寺城跡に登るため、繖山(きぬがさやま)のふもとまで来ました。

野菜直売所「石寺楽市」の隣の臨時駐車場に自動車を停め、すぐ近くにある教林坊というお寺にも訪れることにしました。

繖山周辺地図
繖山周辺地図

教林坊の拝観券を買って、美しいモミジを見ながら参道を歩き、現在は庭園の入り口まで来たところです。

教林坊の庭園の入り口

教林坊の書院の手前から庭園を見て
教林坊の書院の手前から庭園を見て

さて教林坊の庭園の入り口になっている、書院の手前まで来ました。
すでに庭園のモミジが板塀の上から覗(のぞ)いています。

教林坊の拝観券

ここで、係りの方に庭園拝観券を渡して、もぎってもらいます。
実はカバンの中に、庭園拝観券をしまい込んでいたので、慌てて取り出しました。

書院の土間を通り抜けると、いよいよ教林坊の庭園に入ることになります。

最初は赤い絨毯

教林坊の庭園のモミジの絨毯
教林坊の庭園のモミジの絨毯

教林坊の庭園に入ってまず目にするのは、斜面のモミジの絨毯(じゅうたん)です。
ただ昼間はどうしても日陰になってしまうので、できれば早朝に訪れたいところです。

参拝順路は、まず階段を登って山側の道を歩いていくことになります。

通常、モミジは下から眺めますので、その向こうには木、竹や空ぐらいしか見えません。

しかし高い所からモミジを眺めると、その奥に建物の屋根が見えることもあり、言い知れない趣(おもむき)があります。

本堂の裏手と説法岩

本堂の裏手と説法岩
本堂の裏手と説法岩

さて山側から下りてくると、本堂の裏手にちょっとした人だかりが出来ていました。
そこは大岩(説法岩と霊窟)と本堂の間が、小径のようになっている場所です。

教林坊が別名「石の寺」と呼ばれているのは、これらの大岩があるからです。

モミジの落ち葉がそこに溜まって、まるでレッドカーペットのようになっていました。
しかしそこは、通行止めになっているので通り抜けできません。

本堂から外を見て
本堂から外を見て

仕方がないので本堂の表をぐるっと回って、次に進みました。

小堀遠州作と伝えられる庭園

教林坊の遠州庭園
教林坊の遠州庭園

さてここは、掛軸庭園とも呼ばれる池泉式庭園で、書院から見て手前に池があります。
池には亀、池端には鶴、枯れた滝など様々なものを模した岩が、配置してあるそうです。

この庭は本来、書院の中から眺めることで、あたかも掛軸を見ているかのように、なるそうなのです。

しかし、書院の中には入れません。

すでに書院の縁側には、たくさんの人たちが腰掛けているので、空席もありません。
仕方がないので横から眺めることにしましたが、それでも結構キレイでしたよ。

普陀落の庭

普陀落の庭(枯庭)
普陀落の庭(枯庭)

なお振り向くと、いい感じに苔むした「枯庭(普陀落の庭)」がありました。
こちらは、こぢんまりとした庭なので、あまり人気が無いようです。

ボクの周りでは、カメラを向けている人がいなかったので、一人でゆっくりと見ておきました。

たまたま教林坊に来たのですが、その庭は結構見ごたえがあり、いいところでした。
週末は人が多いので、もし今度来るときは平日にしたいと思います。

つぎはいよいよ繖山を登って、観音寺城跡に向かいます。

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