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【石川】片山津温泉のついでに那谷寺へ その12 (那谷寺の琉美園と三尊石篇)

神社仏閣めぐり
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石川県加賀市(かがし)にある片山津温泉(かたやまづ おんせん)に行ってきました。
片山津温泉は柴山潟(しばやま がた)という湖のほとりにある、景色の素晴らしい温泉地です。

ただ温泉に行くだけだと勿体(もったい)ないので、ついでに周辺の観光地もいくつか巡ってみました。
たまたま訪れた那谷寺は、ちょうど紅葉の真っ盛りだったので、とても美しかったです。

那谷寺の案内図
那谷寺の案内図

早めにホテルを出発して、那谷寺にたどり着いたあとは、受付で拝観券と一緒に特別拝観券も購入して、金堂華王殿から特別拝観エリアへ入り、まずは書院を見に行きました。

特別拝観・琉美園へ

名勝指定園 琉美園へ
名勝指定園 琉美園へ

さて書院を見終わったので、つぎは名勝に指定されている琉美園(りゅうびえん)に向かいます。

飛び石通路の両側は庫裏庭園(くりていえん)なので、苔を保護するために立入禁止になっていました。
立入禁止の柵が、細い竹を組み合わせて作られているので、何とも趣があります。

橋を渡り終えると、琉美園が始まりました。
緑色の中にチラホラと、赤色や黄色、だいだい色が散りばめられていて、美しいです。

阿弥陀三尊に似ているという、三尊石

琉美園をさらに奥へ進んでいくと、丸く刈り込まれた低木があたり一帯に植えられていました。
真っ赤に紅葉したドウダンツツジが、目にも鮮やかです。

那谷寺の三尊石
那谷寺の三尊石

琉美園の中の小径を歩いていくと目の前に、小島が浮かぶ大きな池が広がりました。
その向こう側を見ると、3本の巨大な縦長の岩が、岩肌から飛び出しています。

これらは「三尊石」とよばれ、仏像安置形式の一つである阿弥陀三尊になぞらえて、名付けられました。

阿弥陀三尊とは、真ん中に阿弥陀如来、左右に観音菩薩と勢至菩薩を配する仏像安置形式のこと。

滝

江戸時代には、岩と岩の間を滝が流れ落ちていたそうで、その痕跡が未だに残っています。
この頃は、大雨が降ったときにだけ、滝がその姿を現すそうです。

奥の了々庵で踵を返し

最後は奥に見える茶室「了々庵」のところまで歩いていきました。
しかし休憩所になっているだけで、他には特にめぼしいものは見当たりません。

もしかすると何かの催し限定で、抹茶などが振る舞われる場所なのかも知れません。
ということで、クルッと回って金堂華王殿の裏手近くまで戻ってきました。

特別拝観エリアの帰り道
特別拝観エリアの帰り道

特別拝観エリアからは、岩山に掘られた薄暗いトンネルの中を通って帰ります
トンネルの中を歩いていくと、最後は金堂華王殿の中に着きました。

千手観音

行きは十一面千手観世音菩薩立像を見ていなかったので、改めてそのお姿を拝しておきました。

普門閣と中の宝物館

那谷寺の胡麻豆腐
那谷寺の胡麻豆腐

金堂華王殿から出てくると、左側に普門閣(ふもんかく)という、豪農の民家を移築した建物がありました。
中に宝物館があるとのことなので、見に行くことに。

そこには、旧加賀藩主前田家から寄進された、美術品などが展示されていました。
細長い部屋の両側に宝物が展示されているので、宝物室といった方が近いかも知れません。

那谷寺の普門閣
那谷寺の普門閣

普門閣のミュージアムショップ?に行って、入り口で宣伝していた「ごま豆腐」を買ってみました。
延命長寿・無病息災のご祈祷が施されているそうなので、この一年は安泰となりそうです。

つぎは奇岩遊仙境を見に行きます。

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