【石川】片山津温泉のついでに那谷寺へ その3 (北前船の里資料館後篇)

名所史跡めぐり
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石川県加賀市(かがし)にある片山津温泉(かたやまづ おんせん)に行ってきました。
片山津温泉は柴山潟(しばやま がた)という湖のほとりにある、景色の素晴らしい温泉地です。

ただ温泉に行くだけだと勿体(もったい)ないので、ついでに周辺の観光地もいくつか巡ってみました。
たまたま訪れた那谷寺は、ちょうど紅葉の真っ盛りだったので、とても美しかったです。

北前船の里資料館の案内図
北前船の里資料館の案内図

北前船の里資料館を訪れて、ニワから囲炉裏のあるオエに上がり、クチザシキからオクザシキまで見たあとは、さらに奥のシンザシキ第一土蔵を見て回りました。

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奥納戸から中納戸をへて口納戸へ

第一土蔵から帰ってくると、かつての物置部屋であった納戸が続きます。
ショーウィンドウには、北前船主が所有していた、豪華な品じなが並べられていました。

ただ一番気になったのは、口納戸(クチナンド)に展示されていたパネル「北前船のおとろえ」です。
かつて北前船は、安く仕入れた品物を他所で高く売って、買値と売値の差額で儲けていました。

増えるお金

ところが電信の普及で情報が、鉄道や航路の発達で人びとが、行き交うようになってしまいます。
もう商売が成り立たなくなったので、北前船は衰退の一途をたどりました

商売は、世の中の移り変わりに合わせて軌道修正するのが、大事なようです。

第二土蔵については、入り口に気付かなかったので、行きそびれてしまいました。

2階座敷の最初の間

垂直に近い階段を上って、2階座敷も見に行きました。
まず目に入るのは、2階座敷の中央に置かれた北前船の里資料館の建築模型です。

北前船の里資料館建築模型

実際のものと見比べた訳ではないので、細かなところまでは判りません。
ただオエ(大広間)の梁は、木材の曲がりを利用していることが、ひと目で判ります。

船乗りが着ていた衣裳
船乗りが着ていた衣裳

そのすぐ横には、当時の船乗りが着ていた笠や衣裳などが展示されていました。
西谷回漕店のハッピはダンダラ模様なので、浅葱色ではありませんが新選組の羽織のようです。

2階座敷をぐるっと周って

その奥には地元の重要伝統的建造物群保存地区の模型も展示されていました。
模型なので、家屋は簡易的に作られていますが、集落の様子を俯瞰(ふかん)で眺められます。

畳が敷かれた窓際の廊下を歩いていって、となりの部屋も見に行きました。

太鼓判

むかし使われていた印章や証文なども展示されています。
実際に押してある印影を見ると、かなり精巧に作られていることが判ります。

ちなみに北前船の里資料館の案内図に載っている「ツシ」は、部屋ではないので入れませんよ。

ツシとは、「通(とお)し」が短くなった言葉で「吹き抜け」を意味すると思われます。
上部は、床板をスノコ状に張って、スス避けにムシロを敷き、物置部屋にすることもありました。

土蔵めぐりは船絵馬館のみ

2階から急な階段を降りて、今度は土蔵めぐりに向かいます。
台所の勝手口で用意してあったゴム草履を履いて、渡り廊下を奥へ歩いていきました。

土蔵めぐり入り口から入ると、正面に売店があって、右へ進むと船絵馬館になっています。
ちなみに売店のすぐとなりは、最初に入館料を支払った事務所になっています。

船絵馬館

船絵馬館の壁には、ところ狭しと船絵馬が掛けられていました。
大阪で買ってきたものだそうで、いくつかのひな形があり、すこし書き加えるだけで完成したそうです。

土蔵めぐりはまだ続くようでしたが、もう退館することにしました。

次は加佐ノ岬を見に行きます。

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