石川県加賀市(かがし)にある片山津温泉(かたやまづ おんせん)に行ってきました。
片山津温泉は柴山潟(しばやま がた)という湖のほとりにある、景色の素晴らしい温泉地です。
ただ温泉に行くだけだと勿体(もったい)ないので、ついでに周辺の観光地もいくつか巡ってみました。
たまたま訪れた那谷寺は、ちょうど紅葉の真っ盛りだったので、とても美しかったです。
加佐ノ岬の最先端から駐車場へ戻る途中、加賀海岸自然休養林の中で、戦闘機の燃料を確保するため付けられた松の傷を見たあとは、カフェ・ランチ加佐ノ岬で昼食を摂りました。
那谷寺が混んでいたので
まだホテルにチェックインするのは早いので、つぎは有名な那谷寺(なたでら)に行ってみることに。
何となく那谷寺の方角へ向かっていると、何とかお寺のすぐ近くまで来られました。

ただ那谷寺へと続く狭い道路は渋滞しており、あちこちに自動車が路上駐車しています。
この分だときっと、那谷寺の境内もひどく混雑しているに違いありません。
ということで急遽(きゅうきょ)、日本自動車博物館を見に行くことにしました。
以前、加賀周遊バス「キャン・バス」に乗ったとき、バス停の一つだったので知っていたのです。
日本自動車博物館の中へ

ということで、日本自動車博物館の広い駐車場に着きました。
博物館の外観は、瀟洒(しょうしゃ)なレンガ造りの洋館、といった佇(たたず)まいです。
入館料金一覧 ガムボール3000 に参加したスバル360 ピアジオ・アペP50バン
入館料は大人 1,200円となっており、ちょっとお高めの設定になっていました。
しかしせっかく来たので見に行くことにします。

入り口から入ると、いきなり白と紅の変わった自動車が展示されていました。
白のスバル360 は落書きだらけに見えますが、ガムボール3000 に参加したときの記念のサインのようです。
ガムボール3000 とは、毎年コースを変えて開催される国際公道ラリーのこと。
その距離は 3000マイルにも及ぶが、規定時間内に走破する決まりはない。
見渡す限りの車たち

入場料を支払って中に入ると、いきなりベルリエとロールスロイスが出迎えてくれました。
映画や昔の映像の中でなら見たことありますが、実物を間近で見たのは初めてです。
日本自動車博物館に展示されている自動車のナンバープレートには、和暦と製造国を表す漢字、西暦が表示されていることが多い(ベルリエの場合、大正11年、仏、西暦1922年)。

右の方へ歩いていくとトヨタの広場になっており、トヨタ車がたくさん展示されていました。
当時は幼すぎて興味がなかったのですが、トヨタ 2000GT も展示されています。

近くにいた年配の人たちは、思い出を語り合いながら、自動車をしみじみと見つめていました。
現在の価値でどのくらいかは判りませんが、当時はなかなか手が出せなかったようです。
懐かしのボンネットバス

ボクの記憶の中でボンネットバスは、緑と白の近江バスです。
小さい頃はバス車両の転換期で、箱型バスもボンネットバスも走っていました。

しかしボンネットバスはいつしか消えて現在、路線バスは箱型バスばかりになっています。
そんな消えてしまったボンネットバスが、日本自動車博物館に置かれていました。
車体には鳥などが描かれて、イメージとはかなり違いますが、まさしくボンネットバスです。
懐かしかったので、開いていた昇降口から入って、車内を見てきました。
さらに日本自動車博物館を見て歩きます。
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