岐阜県岐阜市(ぎふし)には、金華山(きんかざん)があります。
山頂には岐阜城があって、かつては斎藤道三や織田信長の居城になっていました。
ということで今回は、岐阜公園側から金華山に登ってきました。
岐阜城を訪れたあとは、金華山を時計回りにぐるっと大きく一周しています。

岐阜城天守から、鼻高・大釜・達目コースを経て、妙見峠から、東坂コース途中の唐釜コース分岐点まで登ってきました。
とっても楽ちん、唐釜ハイキングコース


さて東坂ハイキングコースの途中にある分岐点からは、唐釜ハイキングコースへ進みました。
平坦でほぼ起伏のない横がけ道なので、休憩することなくサクサク歩けます。

ちなみに途中の岩場のくぼみには、頑丈そうな木橋が架けられていました。
かつては奥の削られた岩場を通っていたようですが、足場が悪いので避けて通れるようにしたのでしょう。


ということで、七曲り登山道と合流しました。
およそ1000メートルの道のりでしたが、あっという間に歩き終わります。
七曲り登山道(大手道)でふもとへ


七曲り登山道を合流地点から下り始めると、すぐ分岐点に着きました。
今回は、岐阜公園方面へと続く石段を下っていきます。


七曲り登山道はかつては岐阜城の大手道で、ロープウェイが出来るまで一番よく利用されたのだとか。
比較的登りやすいので、子供からお年寄りまで、いろんな人とすれ違います。


七曲り登山道は、舗装道路に降りてもまだ続いていました。
坂道を下っていくにしたがって、いにしえから現代へと引き戻されていくようです。
岐阜公園を通り抜け


ということで金華山すその街なかを歩いていたら、岐阜公園の南端に着きました。
岐阜公園駐車場のご案内の横で、印刷したものが配布されていたので、参考のため一枚もらっていきます。

岐阜公園の中には織田信長の居館跡があるので、入り口の冠木門の前まで行ってみました。
もう帰る時間が迫っていたので、見に行くのはつぎの機会に回すことに。
最後は、めい想の小径の登り口を目指して歩いていきました。
めい想の小径の登り口を経由すると、鏡岩緑地駐車場まですんなりと戻れるのです。
あとがき
今回は岐阜城天守に寄り道しつつ、金華山の周りを大きく一周してみました。
本当の目的は、これまでに一度も歩いたことのない登山道を、すべて歩くことだったのですけどね。
大まかに時間を決めて歩いたのですが、上手くいって良かったです。

ただ馬ノ背登山道と百曲り登山道は、十数年前にはじめての金華山で登っただけなんですよね。
記憶もおぼろげなので、織田信長居館跡を訪れるついでに、もう一度登ってみたいと思います。
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