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【岐阜】大垣市赤坂町の金生山明星輪寺へ その2 (仁王門から本堂へ篇)

神社仏閣めぐり
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岐阜県大垣市赤坂町(おおがきし あかさかちょう)には、こくぞうさんとよばれるお寺があります。
正式名称は、金生山明星輪寺(きんしょうざん みょうじょうりんじ)といいます。

訪れたことがなかったので、はじめて金生山明星輪寺にお参りしてきました。
石灰岩の採れる山なので、裏山に広がる岩巣公園も見どころの一つになっています。

金生山化石館の横にある駐車場から、参道を登って、峠茶屋の前を通り抜け、明星輪寺の総門?から、中へ入りました。

明星輪寺の仁王門をくぐって

さて仁王門の手前まで来ると、西美濃三十三所の第三十一番霊場である旨が刻まれた標柱がありました。
本来は西国三十三所を観音巡礼するのですが、西美濃だけで同じご利益が得られます。

金生山明星輪寺はそもそも、持統天皇の勅願によって役小角(えんのおづの)が建てた鎮護国家の道場でした。
一時衰退していたものの弘法大師空海によって再建され、以降さまざまな人の手で保護されています。

仁王門の中からは、2体の木造金剛力士立像が、こちらに睨(にら)みを利かせていました。
2体は、岐阜県の重要文化財にしていされているそうです。

西美濃第三十一番霊場なので、観音堂

観音堂

仁王門をくぐって参道を奥へ進むと、扁額に「観世音」と書かれた観音堂が建てられていました。
階段の上り口の標柱には「国宝 子安子守地蔵大菩薩 国宝」と刻まれています。

脇の解説板を読んでみましたが、書かれているのは地蔵菩薩半跏像碑石についてだけでした。
観音堂の中には、観音像の代わりに地蔵菩薩半跏像が安置されているのでしょうか。

観音堂近くからの眺め

案内板にしたがって、観音堂から本堂の方へ歩いてくると、見晴らしの良い場所がありました。
正面に小さく見えるのがソフトピアジャパンで、遠くに霞(かす)んでいるのが名古屋駅のビル群です。

本堂の前の広場へ

見晴らし場所からは、地蔵尊の並んだ石垣長屋の間を通って、本堂へ向かいました。
長屋の中には、歴史の主人公だったかも知れない、金生山で採れた赤鉄鉱の原石が展示されています。

ということで、明星輪寺本堂の入り口に着きました。
虚空蔵菩薩が祀(まつ)られていることから、「虚空蔵堂」ともよばれているそうです。

本堂の中へ入る前に景色を眺めに行くと、雪で頂上が白くなった御嶽山がはるか遠くに見えました。
ちなみに明星輪寺の境内そこから見える景色は、大垣市の景観遺産に指定されています。

明星輪寺本堂の奥へ

明星輪寺の扁額

景色を眺め終わったら、明星輪寺本堂の中を見に行きました。
入り口にはお前立ちがありますが、奥の方まで進んでお参りします。

明星輪寺の岩屋

すると張り紙に、ご本尊の祀られている岩屋の方へ入れる旨が、書かれていました。
下駄箱の前で靴を脱いだら、左側の通路を通って、岩屋の近くまで進みます。

テレビでは何度か見ましたが、実際に間近で見ると、岩屋の巨大さがよく判りました。
なお帰りは、来た道をそのまま戻ることになります。

写真撮影禁止の張り紙を探しましたが、見当たりませんでした。

つぎは岩巣公園を見に行きます。

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