【滋賀】米原市清滝の清滝山に登ってきました その3 (山頂から萌芽更新の森へ篇)

森の中を歩く二人 超低山登山
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以前、滋賀県米原市清滝(まいばらし きよたき)にある清滝寺徳源院(せいりゅうじ とくげんいん)と清滝神社を訪れたとき、清滝山(きよたきやま)への登山口を見付けました。

調べてみると手頃な高さの山で、さらに山頂は開けていて景色も良さそうです。
ということで、紅葉直前の清滝山に登ってきました。

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清滝史跡散策マップ

清滝史跡散策マップ(徳源院の門前に設置)

清滝山の尾根をさらに登って、調子口からふもとを眺めたあとは、山頂の清滝山砦跡まで登って、立て札の近くからふもとの柏原方面を、反対側からは七尾山方面を眺めたりしました。

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清滝山が松明山とよばれる理由

火点場

火点場

清滝山頂上石仏の近くには、火点場(ひとぼしば)とよばれる場所もありました。
大きな穴が掘られており、その周囲には土盛りがされて、まるで小さな土塁のようです。

火点場の中には、山中から拾い集めてきたであろう、大量の柴が積み上げられていました。

大文字さんの送り火

毎年お盆の時期になると、清滝山では松明行事が執り行われるそうです。
どのような行事かは知りませんが、たぶん火点場には火が点(とも)されるのでしょう。

京都の「大文字さんの送り火」のように、清滝山が周囲を明るく照らすのかも知れません。
清滝山が別名、松明山(たいまつやま)ともよばれている理由が判ったような気がします。

しめの尾とよばれる境界線

同じ登山道を戻っても面白くないので、もう一つの登山道を探しに行きました。
NHK の建物の横を歩いて奥にいくと、びわ湖放送の設備の前を、小道が雑木林の方へ続いていました。

しめの尾

しめの尾

しばらくの間なだらかな坂道を下りていくと、「しめの尾」と書かれた立て札を見付けました。

「しめ」とは「標」「注連」と書いて土地の境界を意味しますし、山で「尾」といえば尾根です。
つまりは「境界の尾根」という意味になります。

調べてみるとこの「しめの尾」が現在も、山の反対側にある集落との境界線になっています。
山の尾根や川の中心を境界線にするのは、お互いに納得しやすいので、どこでもよく行われるようです。

萌芽更新の森のはじまり

さらに山道を下っていくと、あたりは次第に樹木が生い茂るようになり、うす暗くなりました。
ただ道幅が広いので、危険動物が近くに潜んでいる可能性も少なく、安心して歩けます。

萌芽更新の森

萌芽更新の森

しばらく歩いていると、道の右側に奇妙な樹木が生えている森に来ました。
根元から何本もの木が生えているので、まるで「魔物の森」にでも迷い込んだようです。

切り株

実はこのような状態を、萌芽更新(ほうがこうしん、ぼうがこうしん)といいます。
木の種類にもよりますが、木を切り倒すとその切り株から、芽がいくつも出てきて育つのです。

むかしの人はそのことを知っていて、森を管理しながら、薪(まき)や炭の原料を調達していました。
ただ現在は生活様式が変わったので、ほぼ利用されなくなっています。

雑木林のなだらかな下り坂

奇妙な森はしばらくしばらく続きますが、その原因を知っているので平気です。
さまざまな木が生えている雑木林の中の道を、秋風に吹かれながら下っていきました。

しかし心地よいときは、そう長くは続かないようで、前方が何だかうす暗くなってきました。
もうすぐ暗い森の中に突入してしまうようです。

 

さらに清滝山を歩いていきます。

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