【滋賀】犬上郡多賀町の胡宮神社から青龍山に登って その3 (胡宮神社に参拝篇)

神社仏閣めぐり
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滋賀県犬上郡多賀町(いぬがみぐん たがちょう)には、胡宮神社(このみや じんじゃ)があります。
以前から、すぐ横の国道307号線を通っていたのですが、お参りしたことはありませんでした。

ということで、胡宮神社から青龍山に登ってきました。
かつて遊歩道が整備されたようですが、かなり廃(すた)れてきています。

青龍山周辺地図
青龍山周辺地図

磐座から、青龍山を越えて、ふもとへ下ったあとは、史跡を迂回しつつ、胡宮神社まで戻ってきました。

表参道の復元された下乗石

さて何とか胡宮神社まで戻ってこられたので、最後にお参りしていくことにしました。
人感センサーの取り付けられた手水舎で、山中を散策して汚れた手を清めます。

さらに表参道を進むと、下乗石が展示されていました。
江戸中期に 2つに折れ、福寿院の前に捨てられていたものを、つなぎ合わせて復元したものなのだとか。

文字は、平安時代の書家である小野道風の筆跡だと伝えられています。
なお現在、表参道の鳥居前に置かれている下乗石は、その代わりとして作られたものだそうです。

近江国輿地志略. 下(巻49至100) のコマ番号:99/241
国立国会図書館デジタルコレクションより

胡宮神社拝殿へお参り

表参道を胡宮神社拝殿へ
表参道を胡宮神社拝殿へ

ということで石段を上って、胡宮神社の拝殿へお参りにいきました。
お年寄りには段差が高すぎるので、もう一方の石段を登った方がラクに登れそうです。

古文書によると、地元の人は胡宮神社のことを「命乞いの社(やしろ)」と呼んでいたのだとか。
また、ご祭神の事勝国勝長狭命(ことかつくにかつながさのみこと)を「寿命の神」と呼んでいたようです。

東大寺大仏殿

奈良の俊乗坊重源(しゅんじょうぼう ちょうげん)は、胡宮神社に祈願して長生きできたと言われています。
彼は 61歳のときに東大寺復興の責任者となり、復興を成し遂げたあと 86歳で亡くなりました。

近江国輿地志略. 下(巻49至100) のコマ番号:98/241
国立国会図書館デジタルコレクションより

国指定社務所庭園は見られず

さて拝殿でお参りを済ませてあたりを見回すと、唐門の前に社務所庭園への案内板がありました。
社務所庭園は国指定名勝とのことなので、見に行くことに。

途中には、胡宮の磐座について詳しく記された石碑が置かれていました。
青龍山頂上磐座へと続く正式な参道は、胡宮神社本殿の脇から始まるようです。

門をくぐって大日堂と観音堂の建てられた一郭に入ると、果たして社務所庭園への案内板がありました。
ただ近年は修復工事中らしく、残念ながら立入禁止が続いているようです。

胡宮神社社務所庭園 ― 国指定名勝…滋賀県多賀町の庭園。 | 庭園情報メディア[おにわさん]
胡宮神社社務所庭園について 【毎年11月23日前後に特別公開予定】 「胡宮神社」(このみやじんじゃ)は聖徳太子が開基とされる寺院『敏満寺』の鎮守社として古くから栄えた神社。境内に残る「胡宮神社社務所庭園」が国指定名勝となっています。 この庭…

あとがき

胡宮神社でお参りを済ませて駐車場へ向かっていると、なぜか参道沿いに自動車が停められていました。
鳥居をくぐって駐車場まで戻ってくると、自転車が立ちこぎで境内へと入っていきます。

鳥居の手前には「車馬を乗り入れることを禁ずる」旨の定書(さだめがき)があるのですけどね。
もちろん大きな下乗石も置かれています。

イザナギとイザナミ

現在、工事車両が境内に出入りしているので、自分も車で入っても良いと勘違いしているのでしょうか。
神様はきっとどこかから、ご覧になっているはずです。

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