久しぶりに、奈良市まで行ってみることにしました。
小学校の社会科見学で行って以来です。
前回は、興福寺(こうふくじ)に行って、教科書で見たことがある興福寺仏頭(ぶっとう)を見てきました。
奈良公園はシカだらけ!!
興福寺を出て、まずは東に歩き出しました。
どこが境目なのかはよくわかりませんが、雰囲気はもう奈良公園です。

なぜなら、そこら中に奈良公園名物のシカがいるからです。
それも呆(あき)れ返るほど、おびただしい数のシカがいます。

さらには、鹿せんべいを売っているお店も、いたるところで見かけました。
シカは、鹿せんべいに有りつくため、当然のごとくお店の近くに、たくさん屯(たむろ)していました。
シカと鹿せんべい

ボクが小学生のころ、社会科見学で奈良公園を訪れたときは、鹿せんべいが小型の無人販売箱で売られていました。

そのころのシカは、あまり鹿せんべいに興味があるそぶりを見せませんでした。
友達が鹿せんべいを買って、シカに遣(や)っていましたが、ほかのシカは群がっては来ませんでした。

しかし現在のシカは、鹿せんべいを持っている人に、鹿せんべいをおねだりします。
しかも、寄ってたかっておねだりするので始末が悪いです。
神の使いともあろうものが、嘆かわしいかぎりです。
奈良国立博物館の地下へと続く道
さて、奈良国立博物館の旧館と新館の間にある池のあたりを歩いていると、地下へと続くなだらかなスロープを見つけました。

案内板によると、地下に博物館関連のショップやレストランがあるようです。
そとは暑かったので、ちょっと休憩していくことにしました。
ゆるやかな坂道を下っていくと、博物館の地下回廊への入り口がありました。

入りづらい博物館の地下回廊

地下回廊の入り口の前まで来ましたが、建物の内部が薄暗く、少し入りづらい雰囲気です。
また、レストランの看板が置いてあるので、レストランの客と間違われそうで心配です。

意を決して中に入ると、案の定レストランは閑古鳥が鳴いていました。
地下にあるので、誰も気付かないのではないでしょうか。
実はこの回廊、奈良国立博物館の旧館と新館をつなぐ地下通路になっています。
たとえ雨などが降っていたとしても、濡れずに行き来できるようです。
仏像グッズが揃うミュージアムショップ
まずは、奥の長椅子のところで缶ジュースを飲みながら、しばらく休憩しました。
ちょっと落ち着いてきたところで、地下回廊の中にあるミュージアムショップへ。

中に入ると、博物館のショップらしく、奈良の歴史に関する書籍や奈良の仏像などをモチーフにしたアイテムが並べてあります。

ただ、その場の雰囲気で買うと、あとあと後悔することになるので、止めておきました。
そこまで仏像好きじゃないのです。
学習コーナーで仏像を学ぶ

なお、旧館の方へと続く通路は学習コーナーになっています。
仏像の制作工程に沿って製作途中の仏像が並べてあり、仏像の制作の仕方が説明してあります。
ただ、たいへん興味深かったのですが、博物館まで行くつもりはありません。
一段落ついたので、地下回廊を出て今度はスロープを登り、つぎの目的地である東大寺へ向かいました。
次回は、東大寺で大仏を見ます。
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