久しぶりに、奈良市まで行ってみることにしました。
小学校の社会科見学で行って以来です。
前回は、奈良公園(ならこうえん)で鹿せんべいに群がるシカを見てきました。
東大寺へ、いざ参る!
奈良国立博物館の北を通る大きな道路まで出て、東へ歩いていきます。
交差点「大仏殿」からは、北に向かって松並木の道を歩いていきました。

やっぱり東大寺の大仏は人気のスポットになっているので、観光客がたくさん歩いています。
さらに最近は、外国の方も大勢いらっしゃるので、外国語も飛び交っていました。

人々のあいだを通り抜け、2体の仁王像に守られた巨大な南大門をくぐり抜けました。
しかし、道はまだまだ続くようです。

大仏殿までの長い道のり
鏡池の横を通り、中門のところに作られた料金所で、入堂料を払って中に入りました。
するとすぐに、横幅いっぱいに広がって、大仏殿の写真を撮る大勢の人々がいました。

大仏殿の方を見ると、大仏殿の小窓?が開いていて、そこから大仏様の顔が覗いていました。
そんな光景はとても珍しいので、皆さんそれを写真に収めようとしているのでした。

そのまま真っすぐ大仏殿の方には進めません。
仕方がないので、隙間を探して端の方へ行くと、ようやく前に進めました。
大仏様とお付きの2尊

大仏殿の中に入ると、当然のことながら、見上げんばかりの大仏様がいらっしゃいました。
テレビなどでよく目にしますが、やっぱり実物は一味違います。
思い違いをしていましたが、今まで大仏殿って、大仏様の像しかないイメージでした。

しかし、大仏様の左右の少し下がった位置には、虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)と如意輪観音(にょいりんかんのん)の像がありました。
考えてみれば至極当然ですが、お偉いさんはお付きの人を従えているのです。
すっかり忘れていましたが、さらに裏側へ回ると大仏様を背後から見られました。
柱の穴をくぐる人の長い待ち行列

さて、大仏殿の中を見学していると、壁ぎわにひときわ長い行列を見つけました。
何のための行列なのか、行列の先をたどっていくと、柱の穴に続いていました。

実は、その柱の穴をくぐるための行列だったのです。
一説では、大仏様の鼻の穴と同じサイズと言われていますが、定かではありません。
むかし、ボクが小学校の社会科見学で来たときは、柱の穴には誰も並んでいませんでした。
友達みんなでくぐりたい放題だったのですが、時は流れました。
大仏殿の外へ出て

さて大仏殿から出て、外の回廊を時計回りに歩いていくと、その途中にもおみやげ屋さんが!
大仏殿の中だけかと思っていましたが、そこも観光客が通るので、繁盛しているようです。
申し訳ありませんが、ボクの欲しいものがないので、素通りします。
東楽門(とうがくもん)から外に出ると、すぐに東の山へと続く道がありました。
山の上に登っていくと、お水取りで有名な二月堂があるようです。

ただもう、低い山でも登る気にならなかったので、止めておきました。
そして、あてどもなく石畳の道を北に向かって歩き出しました。
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