【滋賀】長浜市木之本町の呉枯ノ峰と田上山砦跡へ その6 (北郭と北外郭とかざし郭篇)

城郭めぐり
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滋賀県長浜市木之本町(ながはまし きのもとちょう)には、呉枯ノ峰(くれこのみね)という山があります。
大箕山頂上の駐車場からならば、尾根続きの呉枯ノ峰まで、あまり登らなくても済みそうです。

ということで、気になっていた呉枯ノ峰まで登ってきました。
そのあとは一旦ふもとまで下りて、近くにある田上山砦跡にも登ってきました。

田上山砦跡案内図
田上山砦跡案内図

田上山砦跡の斜面を登って南郭へ入り、さらに土塁を通って主郭へ進み、腰掛けの並んだ休憩所を見たあとは、細長い道を歩いて西郭に向かい、その先の西堀切まで行きました。

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土橋の先に北郭と角馬出し

ということで西郭から来た道を戻って、今度は主郭から呉枯ノ峰方面に向かいます。
堀切に架かる土橋を渡ると、北郭の中に入りました。

北郭は一見すると、周りを土塁に囲まれただけの簡素な曲輪のように見えます。
ところが虎口から北側に出ると、虎口を覆い隠すように、さらに土塁が造られていました。

その部分は「角馬出し」とよばれる軍事設備になっています。
角馬出しに設けられていた柵や塀に隠れて敵を攻撃しながら、両脇の出口から騎馬兵を出撃させられるのです。

兵士たちの生活の場だった、北外郭

北外郭の始まり
北外郭の始まり

角馬出しからさらに北側に出ると、あたりには一見何もなく、奥の方まで続く大広間になっていました。
もう田上山砦跡が終わったのかと思いましたが、「北外郭」とよばれている場所のようです。

しばらく歩いていると、左側に奥行きが出てきて、曲輪の中は広々とした感じになりました。
しかしこれといって、めぼしいものは見つかりません。

ただ井戸の跡だと思われる、長方形の窪みがありました。
北外郭は広いので、いくつもの屋敷や蔵などが建てられた、兵士たちの生活の場だったと思われます。

曲尺虎口と横矢升形

北外郭の北側の出入り口は、曲尺虎口(かねじゃく こぐち)になっていました。
通路がクネクネとしており、まっすぐ中へは侵入できないような仕掛けです。

曲尺とは、大工さんなどが持っている、直角に曲がった金属製のものさしのこと。

曲尺虎口を出た左側には、横矢升形の高い土塁がありました。
曲尺虎口から侵入しようとする敵兵を、横から弓矢で狙い撃ちするための場所です。

ちょっと登ってのぞき込んでみると、ただの土盛りではなくて、土塁が L字に曲がっていました。
升形なので、横矢升形の中は四角くなっています。

呉枯ノ峰方面へ

田上山砦跡を一通り見て歩いたので、いよいよ呉枯ノ峰方面へ帰ります。
呉枯ノ峰方面へ歩き始めると、多少の起伏がありますが、大して急な坂はありません。

特に見どころなどはなくて、処どころに曲輪らしき平らな場所が、いくつか見受けられくらいです。
すこし長めの坂道を下りていくと、道が左右に分かれていました。

振り返って案内板
振り返って案内板

どちらへ進んだらいいのか、まわりを見回していたら、山側の斜面に案内板が置かれていました。
呉枯ノ峰までは、まだまだ道のりがありそうです。

次は呉枯ノ峰方面へ向かいます。

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