【滋賀】米原市上平寺と弥高の京極氏遺跡を巡る その7 (天狗杉と宝篋印塔篇)

名所史跡めぐり
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伊吹山(いぶきやま)は、滋賀県と岐阜県にまたがる大きな山です。
標高が 1377メートルと、ボクにとってあまりに高すぎるので、これまで登るつもりはありませんでした。

しかし調べてみると、お手頃な高さのところに、山城跡寺院跡があるようです。
米原市のホームページに、トレッキングマップが配布されていたので、それを片手に歩いてきました。

近江国上平寺 京極氏遺跡イラストマップ
近江国上平寺 京極氏遺跡イラストマップ

弥高寺本坊跡(やたかでら ほんぼうあと)から参道を下りはじめ、「百坊」とよばれる僧坊群を見て、さらに大門跡を通り抜け、登り口の広場に着きました。

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僧坊群と天狗杉へ

弥高寺跡への登り口がある広場からは、近道を通って上平寺城跡に向かいます。
弥高寺本坊跡から、かなり参道を下ってきたので、今度は上り坂を登るはめになりました。

弥高寺の僧坊跡の一つ
弥高寺の僧坊跡の一つ

しかし上り坂は大して長く続かず、また新たな僧坊跡にたどり着きました。
別名「弥高寺百坊」といわれるだけあって、至るところに弥高寺の僧坊跡が点在しているようです。

さて上平寺城跡近道を歩いていると、「一本杉」と書かれた案内板を見付けました。
手持ちの上平寺城トレッキングマップによると、「天狗杉」になっていますが、多分同じ木でしょうね。

天狗杉を見るためにすこし道を下っていくと、ひときわ背の高いスギの木がありました。

天狗

名前の由来は判りませんが、弥高寺を開いたのが修験道の開祖である役小角(えん の おづの、別名:役行者)ということと、何か関係があるのかも知れません。

宝篋印塔と五輪塔

僧坊跡がいくつも点在する上平寺城跡近道を歩いていると、遠くの方に 2基の石塔が見えてきました。

五輪塔と宝篋印塔
五輪塔と宝篋印塔

手前にあったのは五輪塔、木に隠れていたのは宝篋印塔(ほうきょういんとう)です。
近くでよく見ると、宝篋印塔に寄り添うように小さな五輪塔もあります。

これらの石塔は、もしかすると供養塔や墓石なのではないでしょうか。
両親と若くして無くなった子どものお墓のようにも見えます。

宝篋印塔とは、写経された「宝篋印陀羅尼」を納めるための塔のこと。
身分の高い人の供養塔や墓石としても用いられた。

もともと行者谷にあったものが、この場所に移設されたとの言い伝えがあるそうです。

行者谷との分岐点、行き止まり

最後に宝篋印塔から上平寺城跡の近くまでは、横掛け道が続きます。
あまり起伏はありませんが、処どころで石だらけの谷川を渡らなければならないので、注意が必要です。

途中には、行者谷の役行者堂を経由して弥高寺本坊跡へ続く道があります。
また行き止まりの僧坊跡へと続く道もあるので、案内をよく見て進むのが無難です。

高い段差があったり、木の根っこが飛び出ていたり、ロープが張られていたりする、ちょっと危なげな横掛け道を歩いていくと、なんとか上平寺城跡近くまでたどり着けました。

あとがき

最初は上平寺跡弥高寺跡を、2回に分けて訪れる予定でした。
しかしトレッキングマップを見ると、弥高寺跡のふもとには駐車場が見当たりません

ということで、上平寺城跡から弥高寺跡まで一気に歩いてしまいました。
出発地点の上平寺集落の駐車場の標高が高いので、道のりが少なくて済んだようです。

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