この前、母に呼ばれてお店へ行くと、天井に取り付けられた照明器具が斜めになっていました。
照明器具は直付け型の直管蛍光灯用で、長さが 133センチメートルあります。
反射板を外してみると、天井に固定してあったネジが、すべて抜け落ちていました。
電源コードだけでぶら下がっているので、いつお客さんの頭の上に落ちてくるか判りません。

ということで早速、照明器具を天井に固定し直しました。
天井からものが落ちてくると危険なので、照明器具は取り替えるときまで外れてもらっては困ります。
天井で斜めになった照明器具

照明器具は直付け型なので、天井にネジで固定されていました。
120センチメートルの直管蛍光灯に対応した 2灯式で、長さは 133センチメートルあります。
蛍光灯を差し込むソケットを隠すため、金属製の筒型カバーが取り付けられていました。
一般的な照明器具に比べると、全体的に頑丈な造りになっており重量があります。
そんな照明器具が、天井で斜めに傾いていました。
天井から落ちてこないうちに、早いところ直してしまわないといけません。
蛍光灯と反射板を外して


まずはじめに、割れやすい直管蛍光灯を外しました。
金属製の筒型カバーを片方取り外さなければ、直管蛍光灯を付け外しできない面倒な仕様になっています。
つぎは、手回し式のネジを抜いて、反射板を外しました。
反射板の中で案の定、天井に差してあったネジが 2本とも見つかります。
残った鋼板本体は結局、電源コードのみで天井からぶらさがっていました。
使われていた電源コードは、VVFケーブル(通称:Fケーブル、VAなど)という丈夫なものです。
鋼板本体をしっかり固定
ということで、反射板の中に落ちていたネジを使って、鋼板本体を天井の元の場所に固定しました。
ただ天井のネジが差してあった場所は、部材が弱っているため使えません。
鋼板本体には穴がいくつもあるので、近くの穴を使いました。
念のため真ん中あたりも、持っていた同じようなネジをもう 1本使って、固定しておきます。

あとは元通り、反射板と直管蛍光灯を取り付けました。
最後に点灯試験をしたのは、言うまでもありません。
あとがき
調べてみると一般的な直付け型の照明器具は、ネジ 2本で天井に取り付けるようです。
125センチメートルの長いものでも、同じでした。
ただそれは、軽量化された一般的な直付け型の照明器具の話です。
ある一定の重さを越えるものについては、重さに見合った十分な本数のネジで固定するべきでしょう。

今回、取り付け直した照明器具は、ネジを回すとき反射板を支える腕がぷるぷるしてしまいました。
部分的に重い金属が使われており、一般的な同等の製品よりも重かったようです。
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