以前、出雲大社を参拝したあと、ぶらりと松江城の階段の下まで行ったことがあります。
残念ならが開門時間を過ぎていたので、天守閣に入れませんでした。
そのとき松江城は、まだ国宝ではありませんでした。
しかし、国宝にもなったことですし、再チャレンジで松江城を訪れることにしました。
松江市周辺で宿泊施設を探す

日帰りで島根県松江市(まつえし)まで行くのは辛いので、まずはホテルを探しました。
しかし松江市の中心周辺には、安く泊まれるホテルがどこも空いていません。
「松江城も国宝になったことだし、仕方がないなぁ」と思いながら、今度は松江市中心から離れたところでホテルを探してみました。

すると、なんとか島根県松江市美保関町(まつえし みほのせきちょう)で良さそうな旅館を見付けられました。
地図を見ていると、対岸は鳥取県境港市(さかいみなとし)というところです。

「うん?なんか聞き覚えがあるぞ」と思い、ちょっと調べてみました。
何とそこは、水木しげるさんの故郷だったのです。
大まかなルートを決め、まずは鳥取へ
とりあえず、1日目は鳥取県境港市を観光することに決めました。
あとは、海峡(境水道)を歩いて渡って島根半島の旅館で 1泊して。

2日目の朝に、バスで島根県松江市に移動し松江城を見て、昼ごろ帰ることにしました。
いつもスケジュールはおおまかです。
新幹線に乗ってJR岡山駅まで行き、特急やくもに乗り換えて山を越えると、鳥取県のJR米子駅に着きました。
結構、遠かったです。
水木しげるさんの故郷、境港へ
JR米子駅から JR境港駅までの JR境線には、鬼太郎列車が走っています。
境港市は、水木しげるさんの故郷なので、水木しげるさんが描かれた「ゲゲゲの鬼太郎」にちなんだ、ラッピング列車になっていました。
ちなみに、JR米子駅の JR境線乗り場には、妖怪のオブジェが置いてあります。

車両は、鬼太郎ファミリーの妖怪にちなんで、デザインがいくつかあります。
どの車両に乗れるかなと思って近づいていくと、黄色い列車が停車していました。

黄色い車両は、ねずみ男なので、申し訳ないですけど、ちょっとガッカリでした。
いざ車両の中に入ってシートを見ると、シートはねずみ男柄になっています。
もちろん、車内のいたるところが、ねずみ男だらけでした。
妖怪だらけの水木しげるロード
境港駅に到着し、駅舎から出ると、駅前は観光客であふれていました。
子供連れが多いので、ゲゲゲの鬼太郎関連の観光が目当てなのでしょう。
もちろんボクも、紛れもなくゲゲゲの鬼太郎目当てです。
とりあえず水木しげるロードを歩くと、いたる所に妖怪のモニュメントが設置してありました。
また歩道の横には、鬼太郎ファミリーをテーマにしたベンチも置いてあります。

さらには、妖怪神社なるものもありました。
鳥居がイッタンモメンの形になっていて、凝った作りになっています。
水木しげる記念館
水木しげるロードをさらに歩いていくと、正面にアーケードの入口が見えてきました。
アーケードの中に入っていくと、左側に水木しげる記念館が現れました。
周辺は、観光客でごったがえしていましたよ。

水木しげる記念館 の中に入ると、水木しげるさんの漫画が、大量に展示してあります。
水木しげるさんの漫画は「ゲゲゲの鬼太郎」だけではないのですね。

さらには水木しげるさんが、妖怪に興味を持つキッカケを作った、祖母「のんのんばあ」についてや、水木しげるさんの戦争体験などについて、展示がしてあります。

海峡を越えて島根県側の美保関へ
さてつぎは、海峡を渡って島根県側の、美保神社に行くことにしました。
歩いていこうかと、境水道大橋のたもとまで行きましたが、遠そうなので引き返すことに。
途中で見つけた、横丁の料理屋で海鮮丼を食べ、境港駅まで戻ってバスの時刻表を確認しました。
しかし、美保関(みほのせき)方面へ行くバスが、1時間あとにしかありません。

しばらく悩みましたが、仕方がないので急遽タクシーで、美保神社まで行くことにしました。
次回は、美保関の美保神社です。
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