以前、松江城の階段の下まで行ったのに、天守閣に入れなかったので、再チャレンジです。
水木しげるさんの故郷、境港(さかいみなと)の観光を終え、美保関(みほのせき)にある美保神社(みほじんじゃ)へ行くことにしました。
タクシーで美保神社へ向かう
実は、美保神社と三保神社を勘違いしていました。
三保神社は、境水道大橋を島根半島側へ渡って、東にすこし行った入江のあたりにありますが、美保神社はそこからさらに、かなり東へ行ったところにあります。

島根半島の先端にある美保関灯台ほどではありませんが、それでも結構な距離があります。
境港駅からの距離は、ほぼ2倍となってしまうので、タクシー料金も……。

境港駅でタクシーに乗ったのは良いのですが、タクシーがなかなか停まりません。
どこまで走るのか、かなりドキドキしながら乗っていました。
美保神社は、漁師町の中!!

しばらくタクシーに乗っていると、大きな鳥居の前に到着しました。
地面には石畳が敷き詰められています。
美保神社は、島根県松江市美保関町美保関(まつえし みほのせきちょう みほのせき)にある神社です。

美保関は、いわゆる漁師町なので、入江にはたくさんの漁船が、停められています。
また美保神社の前には、ひもの屋さんがいくつもありました。
帰りのバスをチェック!
まずは参拝前に、帰りのバスの時刻の確認です。
すこし道を戻って、美保関郵便局の前にあるバス停に行きました。

まだ日暮れまで数時間もあるのに、もうあと数分でバスは最終便になっています。
しかし、折角タクシーに乗ってまで来たのですから、美保神社を観ることにしました。

なお、バスで美保神社まで行く方は、あらかじめバスの時刻表を確認した方がいいですよ。
いざ美保神社を参拝!
美保神社は、緩やかな山の斜面に造られている神社のようです。
2つの鳥居をくぐり、ところどころで階段を登りながら、参道を進みました。

立派な門をくぐり抜けると、これまた立派な拝殿があります。
屋根は檜皮葺(ひわだぶき)なので、同じ島根県にある出雲大社と同じ造りです。

奥に進むと、塀に囲まれた2つの立派な本殿があります。
屋根は同じく檜皮葺で、端には交差した形の千木(ちぎ)まで付いています。
ちょっと伊勢神宮を思い出しました。
本格的な社殿を見せていただきました。
旅館までの長い道のり
ほかは、青石畳通りも一応通ってきました。
水に濡れた状態だと青く見えるらしいのですが、乾いていたので、白っぽかったです。
見たいところも見終わったので、帰ることにしましたが、もう路線バスはありません。
タクシーを呼ぶのも勿体ないので、歩いて帰ることにしました。

海岸沿いの道路は、歩く人など居ないので、点在する集落の周辺にしか歩道がありません。
そんな道路を1時間半ほど歩いていくと、ようやく高台の上に建つ、旅館「美保関温泉 なべや別館」に到着しました。
旅館で海の幸を味わう!!
チェックインを済ませ、旅館のロビーで一息つきながら海を見ていると、旅館の方が寄ってきて、晴れた日には対岸の大山がよく見えるのですよと教えてくれました。
その日は運悪く曇り空でしたので、鳥取県の大山(だいせん)が遠くに霞んで見えました。

ついでに明日に備えて、旅館の方に松江城までの行き方を、尋ねてみました。
すると、そういう人って他に居ないのでしょうか、親切に調べてくださいました。
旅館の方によると、コミュニティーバスと市内路線バスを乗り継げば、行けるそうです。
旅館から松江市内までの移動手段が分かり、ほっと一安心しました。

夕食は、大広間で美味しい海の幸を食べ、その日は早々に床に就きました。
次回は、松江城に行く話です。
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