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【三重】松阪市殿町の松坂城跡を巡って その3 (御城番屋敷と本居宣長記念館篇)

城郭めぐり
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三重県松阪市殿町(まつさかし とのまち)には、松坂城跡(まつさかじょう あと)があります。
立派な石垣がずっと気になっていたので、一度行ってみたいと思っていました。

ということで、松坂城跡を巡ってきました。
ただ鈴屋(すずのや)のある本居宣長記念館(もとおりのりなが きねんかん)は、残念ながら休館日でした。

松坂城跡平面図
松坂城跡平面図

松坂城跡櫓跡を巡りながら、天守跡まで登って、本丸跡に着きました。

本居宣長旧宅(鈴屋)に入れず

さて松坂城本丸跡からは、御城番屋敷を見に行くため裏門跡方面へ下っていきました。
中御門跡を通り過ぎると、本居宣長旧宅(鈴屋)の入り口があったので行ってみることに。

小学校の修学旅行で、石垣の下を歩いて本居宣長旧宅(鈴屋)へ行った記憶があります。

史蹟 本居宣長旧宅(鈴屋
史蹟 本居宣長旧宅(鈴屋)

ところが本居宣長旧宅(鈴屋)の入り口の門は固く閉ざされており、中には入れませんでした。
本居宣長記念館にて、入館券(記念館および旧宅共通)を購入する必要があるようです。

仕方がないので、さきに御城番屋敷を見に行くことにしました。
裏門跡を通り過ぎて松坂城跡の裏口まで下ってくると、道路の向こう側に整った生け垣が見えてきます。

御城番屋敷

御城番屋敷に入ってまず目にしたのは、松坂城隠居丸跡にあった米蔵を移築したという土蔵でした。
もし事実ならば、松坂城にあった建物の中で、ただ一つ存在する建物だそうです。

御城番屋敷
御城番屋敷

御城番屋敷には今でも、かつての御城番の子孫などが住んでいるそうなので、静かに歩いていきました。
垣間見えた感じでは、少なからず改築されているものの、造りはどこもそっくりです。

ちなみに御城番屋敷を通り抜けたところには、松阪神社石鳥居がありました。
松阪神社の社殿そのものは、参道を進んで行った森の中にあるようですが、遠いので止めておくことに。

本居宣長記念館

さて松坂城跡の裏口まで戻ってきたら、今度は本居宣長記念館を目指して歩いていきました。
本居宣長を祀(まつ)った本居神社の参道なので、大きな石灯籠が建てられています。

本居宣長記念館
本居宣長記念館

本居宣長記念館の入り口から坂道を登り始めると、やがて大きな建物の下にたどり着きました。
ところが建物のエントランスは真っ暗で、人の気配がありません。

エントランス脇の立て看板を見ると、小さな文字で「休館日:月曜日」と書かれていました。
松坂城跡に人気(ひとけ)がなかったのは、歴史民俗資料館本居宣長記念館も休みだったからのようです。

あとがき

今回は、かねてから見に行きたいと思っていた松坂城跡を訪れてきました。
実際に城郭の中を歩いてみると、テレビで見ていたのとは、また違った雰囲気を味わえます。

松坂城跡の巨大さが判るのは、石垣の上から下をのぞき込んだときでしょう。
石垣の上端には無粋な柵がないので、落ちたときを想像してしまい、普段は感じない恐怖も感じられます。

ただできれば松坂城跡にも、伊賀上野城のように天守の建物が欲しいですね。
莫大な費用がかかるので財政的に難しそうですが、もし天守があれば観光客でさらに賑わいそうです。

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