TBSテレビの「がっちりマンデー!!」を見ていたら、森永卓郎さんの「CM(2) のあとで!」特集でした。
番組終わりで毎回、その日のテーマに合った儲かりそうな情報を教えてくれる、お馴染みのコーナーです。
森永卓郎さんとは、さまざまな番組や雑誌で活躍している経済アナリストです。
獨協大学の経済学部で教授も務めています。

その中で特に気になったのは、マクセルイズミの鼻毛カッターです。
自分で安全に鼻毛を処理できるだけでなく、耳毛にまで対応できるようでした。

なんか聞き覚えがあるメーカーだと思っていたら、カセットテープで有名なマクセルが電気シェーバー(ひげ剃り機)で有名な泉精器製作所を吸収合併してできた会社でした。
マクセルイズミは、一芸家電メーカー
マクセルイズミは、刃物系を得意とする一芸家電メーカーです。
電気シェーバーや電気バリカンなど、カッターの付いた家電が、売り上げの 8割以上を占めています。

特に電気シェーバーは切れ味が良いようで、かなりの人気があるようです。
早く剃りたい人向けのターボモードの付いた、1万5千円程度の機種が、年間に数百万台も売れるのだとか。
ちなみに工業用の太い電線をきれいに切断する、玄人向けの電気設備工具も製造しています。
国内トップのシェアだそうです。
毛玉取り機が大ヒット
そんなマクセルイズミの刃物系家電の中でも、特に大ヒットした商品があるそうです。
それはセーターなどの衣服に出来てしまった、毛玉を取るのに便利な毛玉取り機です。

そんな便利な毛玉取り機ですが、一番困るのは、毛玉を取るだけでなく衣服に穴を空けてしまうこと。
穴が空いてしまった衣服は、そのままでは着られなくなってしまいます。
ところがマクセルイズミの毛玉取り機は、刃物の技術を生かし、衣服に穴を空けにくい設計になっています。
角度を付けた刃を逆回転させることで、優しく毛玉を取る「ケアモード」を設けているそうです。
あとがき
マクセルイズミの売り上げで、一番大きいのは電気シェーバーだそうです。
以前、木村拓哉さんがテレビ番組の中で褒めてくれたときは、売り上げが 3倍になったのだとか。
ちなみに森永卓郎さんが鼻毛カッターを紹介したときは、売り上げが 2倍だったそうです。
現在(2020.07.05)も、品薄状態が続いているようです。

ブームが早めに終息する考えて、増産体制をとらなかったのかも知れません。
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