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【アレルギー】手の平と足の裏の皮が剥けたのは、金属アレルギーが原因でした

独り言
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世の中には、アレルギー症状を引き起こす様々な物質(アレルゲン)があります。
たとえば、そば粉、鶏卵や牛乳などで起きる食物アレルギーやスギ花粉症などが有名です。

金属禁止

ボクは幸い、食物アレルギーでもスギ花粉症でもありませんが、金属アレルギーです。
10年余りの間、金属アレルギーなのだとなかなか判らなくて、ちょっと困りました。

はじめはスパゲティーが原因かと

症状が出始めたのは、神奈川県川崎市で一人暮らしを始めたときからでした。
その症状は最初、手の平と足の裏に小さな水疱がいくつもでき、そのあと皮が剥けて治ります。

痛くも痒くもないのですが、手の平を他人(ひと)にはあまり見せられなくなりました。

一人暮らしの男性

思い返してみると、自宅でスパゲティーを茹でて、連日食べたときにそうなるようでした。
ちなみに、スパゲティーを外食した場合は、何ともありません。

理由がまったく判りませんでした。

薬局に薬を買いに行くと

薬局の女性薬剤師

手の皮がすごく剥けるので、自宅の近所の薬局に薬を買いに行きました。
薬局の方は「あっ、わかった」と言って、尿素入りハンドクリームを処方してくれました。

しばらく使ってみましたが、痛いだけで大した効果はありませんでした。

薬局の男性薬剤師

つぎは、会社の近くの薬局に薬を買いに行きました。
薬局の方は手を見て「これは水虫かな?」と言って、水虫の薬を処方してくれました。

しばらく使ってみましたが、ベタつくだけでまったく役に立ちませんでした。
当時、金属アレルギーはまだ、まったく有名ではなかったのです。

新聞を見ていたら

それから10年余り経ち、手足の症状の原因が判らないまま、会社を退職して、長野県伊那市(いなし)の職業訓練校に通っていた時のことです。

中日新聞を見ていたら、金属アレルギーのことが載っていました。

銀歯

ある人が、手の平や足の裏に小さな水疱がいくつもできて、そのあと皮が剥けてくるという症状に悩んで、皮膚科医の間を転々としたそうですが、なかなか治らなかったそうです。

最後に歯科医で、金属アレルギーのおそれがあるとして、金属製の義歯をレジン(樹脂)製に交換してみたところ、手足の症状が改善したという記事でした。

歯医者で義歯を交換

実は、一人暮らしを始める直前に、横浜の歯医者ではじめての義歯を 1本入れていたのです。
口の中に常に金属があったため、金属イオンが溶けだし、体質が変わったようでした。

歯医者の建物

早速、伊那市近くの歯医者に予約して、たぶん金属アレルギーであることを話し、すべての義歯を順番にレジン製(樹脂製)に交換してもらいました。

撮影する女性

その歯医者において、金属アレルギーで義歯を交換した症例は、はじめてだったようです。
そこの歯科助手の方が、治療開始日と治療最終日に、手の平の写真を撮影していました。

なお治療最終日に、手の平の症状が治まっていたのですが、それはただの偶然でした。
皮膚の新陳代謝のサイクルは、通常1ヶ月ほどなので、そんなすぐに治りはしません。

アルミ製の建具の製造工程で

障子紙の張替え

さて、長野県の職業訓練学校を卒業した後は、岐阜県の建具屋に就職しました。
その建具屋は、木製とアルミ製の建具を製造、販売そして取り付けをしている会社です。

ボクは、おもにアルミ製の建具を製造する工程に入れられたのですが、毎日たくさんのアルミの切り粉が手に触れることになりました。

ボロボロのクマのぬいぐるみ

するとどうでしょう、金属アレルギーの症状が出て、手も足もボロボロになりました。

昔、神奈川県川崎市の自宅で、スパゲティーを茹でて食べると、金属アレルギーの症状が出たのは、アルミ製の鍋で茹でていたのが原因だったようです。

あとがき

後日判ったのですが、ボクが金属アレルギーになって、手足に出た症状のことを掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)と言うそうです。

つまり、手の平と足の裏に、膿が溜まった小さな吹き出物がいくつもできる症状をいいます。

会社員

アルミ、鉄やステンレス鋼に、湿った手で触っていると、その症状が出るようなので、現在ボクは、金属に触らなくても済むような職業に就いています。

生活の中でたまにどうしても、金属に触らなくてはならないこともありますが、そのあたりは臨機応変に対応していますよ。

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