【マイクロプラスチック】細かく分解された発泡スチロールによる海洋汚染

独り言
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以前テレビでニュースを見ていたら、ショッキングな映像が映し出されていました。
なんとウミガメの鼻の穴に、プラスチック製のストローが突き刺さっていたのです。

海洋汚染

すぐにテレビなどのメディアで取り沙汰されるようになり、コーヒーショップではすぐさま、プラスチック製のストローから、紙製のストローに切り替えると喧伝していました。

ただ一向にプラスチックの海洋ゴミは減っていないようです。
だってプラスチック製のストローの占める割合は、海洋ゴミのほんの一部なのですから。

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1平方メートルあたり約6万個

この前、中日新聞を見ていたら、気になることが書かれていました。

三重県のある島のある砂浜で、マイクロプラスチックを調査したところ、1平方メートルあたり約6万個が確認されたそうです。

浜辺の11地点の砂から、直径5ミリ以下のプラスチックを採取して、数や種類を調べた。
1地点につき、一辺を30センチとする正方形で深さ5センチまでの砂を、調べる対象とした。

海洋汚染

その浜辺は以前から、伊勢湾のゴミが大量に流れ着く場所として知られていました。
ただ今回の調査で初めて、大量のマイクロプラスチックによる汚染の実態が明らかになりました。

主なマイクロプラスチックは

マイクロプラスチックとして採取された中には、いろんな種類のものがあったそうです。
ただその 7割近くは、発泡スチロールが占めていたのだとか。

発泡スチロール

発泡スチロールには、おもに次のような特徴があります。

  • 軽量 ……… 空気を大量に含んでいて軽いので、持ち運びに便利である。
  • 緩衝性 …… 衝撃を吸収するので、中身を守れる。
  • 断熱性 …… 空気を大量に含んでいて熱を通しにくいので、保冷剤を入れれば中身を冷やせるし、住宅の壁の中に入れておけば断熱材にもなる。
  • 耐水性 …… 水が染み込まないので、濡れても強度が変わらない

とても便利なので、いろんなところでよく使われています。

発泡スチロールは軽いので

ただ世の中に大量に出回っていれば、それだけ海に流れ出てしまう可能性が高くなります。

発泡スチロールは柔らかいので、力を加えれば比較的簡単に細かく砕けます。
軽いので風で飛ばされて海に落ちても、安いので拾いに行かない人もいるでしょう。

川に捨てられたゴミ

ひとたび洪水や津波が起これば、水に浮くので大量に流れ出てしまいます。
山中へ不法に捨てられたものが、川を伝って海まで流れていくこともあるでしょう。

もしかすると、硬質プラスチック製の容器よりも、さらに深刻なのかもしれません。
しかし便利なものは、環境に悪いと判っていても、なかなか止められないものです。

あとがき

最近、マイクロプラスチックによる健康被害が懸念されています。

海を漂(ただよ)ううちに分解されたプラスチックは、すこしずつ海洋生物の体内に蓄積され、それらを食べた人間の体内にも、知らずしらずのうちに入ってきます。

結局、回り回って自分に跳ね返ってのです。

ただマイクロプラスチックの体への影響は、現在のところ、あまり判っていません。
新聞の記事には健康被害について、何一つ触れられていませんでした。

ちなみにマイクロプラスチックは、海を漂ううちに温室効果ガスを出すそうです。
思わぬところに影響がでているようです。

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