岐阜県恵那市岩村町(えなし いわむらちょう)には、三森山(みつもりやま)があります。
グーグル・ストリートビューで岩村ダム周辺を見ていたら偶然、三森山・水晶山案内図で見つけました。
ダムカード「岩村ダム」の配布が再開されたので、久しぶりに行ったみたのですけどね。
岩村ダムの近くの丁字路まで行くと、またオレンジ色の小さな「通行止め」標識が置かれていました。
工事業者が駐車場を確保するため、「通行止め」の標識とバリケードを置いているようです。
今回は注意されるのを承知で、丁字路からほど近くの空き地に自動車を停めて、三森山へ登ってきました。
水晶山の近くまで行くつもりでしたが、途中にあった山道を通って早々に下山しています。

三森神社参道入り口へ
ということで岩村ダムの手前にあった空き地から、三森山へ登ってみることにしました。
道端で準備をしていると、すぐ横を工事車両が通り過ぎましたが、注意されることはありません。
岩村ダム石碑 三森山・水晶山案内図
舗装道路を登っていくと、岩村ダム堤体の入り口を通り過ぎて、程なく登山者用駐車場に着きました。
工事業者の車両の他には、赤い軽自動車が 1台停められているだけです。

さらに登っていくと、木製の鳥居が建てられた三森神社の参道入り口がありました。
三森神社は三森山の頂上近くに祀(まつ)られているので、三森山登り口でもあります。
白くなった参道を通って
白い参道 洪水で倒木が流された跡
三森神社の鳥居をくぐって登り始めると、参道は砂利で白くなっていました。
途中の洪水跡で土中の白い砂利が露出していたので、人が通ることによって見えるようになったのでしょう。
三十三体石仏 かなり手前にある手水場
また参道を歩いていると、至るところに石仏が安置されていました。
三十三ヶ所にあるそうなので、西国三十三所観音に対応したものと思われます。
何やら白い構造物 道路の向こうに丸太階段
さて参道をもうしばらく登っていくと、前方上方に白い構造物が現れました。
まだ造成しかけの舗装道路だったのですが、のり面の土がむき出しなので、太陽光で光っていたようです。
近道を通って展望所へ
神社・展望台入り口 左の斜面に道あり
道路を渡ったところには入り口が 2つあったので、まずは三森神社と展望台を見に行くことにしました。
はっきりとした参道は見当たりませんが、左側斜面に山道を見付けたので登っていくことに。
展望台への案内 段々になった展望台
途中にあった急勾配の上り坂を登りきって、明るい方へ歩いていくと展望台に着きました。
ひな壇状にベンチが設置されており、まわりの山やまの名前と方角が描かれたテーブルも置かれています。
展望台からの眺め(左)、水晶山 展望台からの眺め(右)
ただすぐ近くに見える水晶山以外、どれがどの山なのか、さっぱり判りませんでした。
ふもとに広がる岩村町の市街地と田園風景は、はっきり見えます。
近年建て直された、三森神社
神社の方へ 三森神社社殿
さて展望台でしばらく景色を眺めたあとは、三森神社の方へ歩いていきました。
三森神社社殿は近年建て直されたようで、凝った飾りなどはなく簡素な造りになっています。

江戸初期、諸国に流行り病が広まったとき、お参りしたらご利益があったのだとか。
また天照大神が恵那山でお産をしたとき、へその緒を切った鎌が、神祠に納められているそうです。
つぎは三森山へ 振り返って二の鳥居
ということでお参りを済ませたら、三森神社をあとにしました。
もう一方の参道を歩いて、二の鳥居から外へ出ます。
さらに三森山を登っていきます。
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