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【自動車メーカー】他人とは違った独創的な車を手に入れたいときは、光岡自動車

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テレビを見ていたら「がっちりマンデー!!」で、小さな会社なのに頑張っていて、収益を伸ばしている会社を紹介していました。

そのうちの 1つが富山県富山市にある「光岡自動車」という自動車メーカーです。

コンパクトカー

その年間販売台数はおよそ550台ととても少なく、トヨタグループ(トヨタ、ダイハツ、日野自動車)の 1万分の1 にも達していません。

しかし生産が追いつかないほど人気があって、予約待ち必至の会社なのです。

光岡自動車
光岡自動車の各自動車(ビュート/バディ/ロックスター/ヒミコ/リューギEXなど)のご紹介をはじめ、詳細情報/中古車検索/販売店舗情報を提供する光岡自動車の公式サイトです。

光岡自動車といえばオロチ

以前から「光岡自動車」の名前は、スーパーカー「オロチ」を生産している自動車メーカーとして知っていました。

大蛇

スーパーカー「オロチ」はその名前のとおり、自動車のフロント部分がまるで大蛇(オロチ)のような面構えになっています。

もともとはコンセプトカーとして、第35回東京モーターショーに出展された自動車です。
しかし、その反響があまりにも大きかったので、市販されていました。

なお現在は、その生産が終了しています。
ただ昨年(2018年)末に「デビルマン オロチ」というカスタム仕様車が売れたそうです。

実は大手の自動車を改造

スーパーカー

はじめて「光岡自動車」という自動車メーカーの存在を知ったとき、心配したのはその自動車の安全性でした。

昔の自動車ならいざ知らず、最近の自動車は各所に電子部品が搭載され、それらが連係して自動車を制御しています。

自動車の整備

実は「光岡自動車」では、大手メーカーから購入した自動車を適法に改造して、独創的な見た目の自動車に仕上げています。

エンジンなどの根幹部分は大手メーカー製なので、安心して運転できます。

「光岡ビュート」という自動車は、「日産マーチ」を元に作られています。

人による手作業だからこそ

自動生産ライン

大手メーカーで自動車を作る場合、最近では産業ロボットを導入して、作業の効率化を図ることが多くなっています。

しかし「光岡自動車」では、産業ロボットなどは一切導入していません。
溶接やボディの塗装なども、すべて一貫して手作業で行っています。

クラシックカー

つまり大手メーカーの量産体制と、対極をなす作り方をしているのです。
それゆえ必然的に生産台数が少なくなり珍しいので、熱狂的な車好きが欲しがるようです。

もちろん自動車が、クラシックなデザインで格好いいこともあるのでしょうけどね。

霊柩車も作っている

霊柩車

「光岡自動車」ではその技術力を生かして、霊柩車(れいきゅうしゃ)も作っています。
霊柩車とはお葬式のときに、柩(ひつぎ、棺とも書く)を載せて運ぶ車です。

柩は人間を入れて運ぶためのものです。
亡くなった方の身長に合わせて作られるので、それなりに長くなってしまいます。

それを運転手の後ろに積むには、市販の自動車ではどうしても無理があります。

リムジン

ということで霊柩車は、市販されている大手メーカーの自動車の車体を伸ばして作られます。
車体を前と後ろに切断したあと、ボディを継ぎ足しています。

あとがき

自動車屋

今まで自動車メーカーとは、自動車をイチから作っているのだとばかり思っていました。
しかし、大手メーカーから自動車を仕入れて、改造して売っているところもあるのですね。

ただ出来上がった自動車を、一旦分解して組み立てるのだから、余分に費用が掛かります。
その点に関しては、適法なカスタムカーみたいな位置付けになるのでしょうか?

汗を拭く整備士

独創的な車を欲しがる人がいて、卓越した改造技術がある限り、「光岡自動車」は安泰です。

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