岐阜県山県市富永(やまがたし とみなが)には、生活環境保全林「みやまの森」があります。
森の中には遊歩道や展望台が整備されているので、自由に散策できるようです。
以前、同じ山県市内の大桑城跡に登ったとき、山頂から近くの山にある展望台を見付けました。
帰りにはじかみ林道を下っていると、運良くその入口を見つけたのですが、駐車場が無くて停められません。
調べてみると、それはみやまの森の中に設置された城山展望台のようです。
みやまの森には、来訪者用の駐車場もあるようなので、行って登ってきました。
みやまの森の駐車場へ
みやまの森へは、国道256号線の交差点「美山大橋南」で北西へ曲がり、「みやまの森」と書かれた道路案内標識で左へ曲がります。
田園地帯の終わりまで行ったら、交差点でさらに左へ曲がって、そのまま山すそに沿って進みます。
すると、みやまの森第一駐車場に着きました。
みやまの森第一駐車場 みやまの森の石碑
日かげを探して自動車を停めに行くと、すぐ近くにはみやまの森の石碑がありました。
ちなみにみやまの森の「みやま」は、かつてここが美山町であったことに由来します。
美山町は、同じ山県郡の高富町および伊自良村と合併して、山県市になりました。
農業用のため池、南坂貯水池

みやまの森の第一駐車場のすぐ近くには、南坂貯水池がありました。
農業用のため池なので、地元の田畑を潤しているようです。
南坂貯水池(左) 南坂貯水池(中) 南坂貯水池(右)
南坂貯水池は結構広く、池のほとりに遊歩道が整備されているので、自然の中を散策するのも良さそうです。
ボクが訪れたときには、親子連れが虫取り網を持って歩いていました。
ちなみに南坂貯水池での釣りは禁止されています。
北東側を除いて池岸が垂直になっているので、もし池の中に落ちると陸に上がりにくいからでしょう。
みやまの森案内図

第一駐車場の端には、みやまの森案内図が設置されていました。
展望台は城山展望台だけかと思っていたら、めいそうの展望台もあるようです。
たぶん城山展望台は、大桑城跡のある古城山(地元では、城山とよぶ)を眺めるための場所なのでしょう。
しかしめいそうの展望台は、何を見ながら瞑想(めいそう)するのかよく判りません。
サクラ ツツジの花 アジサイ カエデ
ちなみに 2つの展望台の間には、植物の名前の付けられた遊歩道がいくつかあります。
花や紅葉の見ごろに訪れれば、いろいろと楽しめると思います。
無人の管理棟ときれいなトイレ

まずはそもそもの目的である、城山展望台に登りに行くことに。
登り口が管理棟の近くにあるようなので、ため池のほとりを奥へ歩いていきました。
管理棟周辺(左)、管理棟 管理棟周辺(中) 管理棟周辺(右)、トイレ
ということで管理棟に着きましたが、建物の中はもぬけの殻で誰も見当たりません。
現在は管理棟とは名ばかりで、管理人は常駐してはいないようです。
ただそばにきれいなトイレの建物があったので、山へ入る前に用を済ませておきました。
つぎはみやまの森を歩いてきます。
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