TBSテレビの「がっちりマンデー!!」を見ていたら、「せますぎ食べもの家電」特集をしていました。
とにかく狭くて、一つのことしか出来ない調理家電が人気なのだそうです。

その中で特に気になったのは、エムケー精工が開発したというもちブレンダーです。
市販されている切り餅を、まるでつき立ての餅のように柔らかくできるのだとか。
はじめて聞くメーカーだったのですが、「衣食住」ならぬ「美食住」を三機軸にした会社とのこと。
お客様の「そうそう、これが欲しかった!」を目指して、モノづくりに向き合っているそうです。
エムケー精工は、電気機器のメーカー
エムケー精工は、自動車関連機器や屋外用表示機、家庭用電気器具などを手掛けるメーカーです。
自動車関連機器や屋外用表示機としては、洗車機や LED表示機などを作っています。
ガソリンスタンドを訪れた際に、利用したり見掛けたりしているのではないでしょうか。
家庭用電気器具としては、ホームベーカリーや精米機、電気圧力鍋なども作っています。
もしかするとあなたの自宅でも、すでに使っているかも知れません。

ちなみに、にんにくを熟成させることに特化した、黒にんにくメーカーなる家電もあるそうです。
かなりせまいです。
切り餅からつき立ての餅へ
もちブレンダーは、「切り餅」から「つき立ての餅」を簡単に作れる機械です。
もちろんもち米から作っても、同様に美味しい餅に仕上がるように設計されています。

もちブレンダーの中に切り餅と適量の水を入れて、コースを選択し「スタート」ボタンを押します。
すると 25分で、つき立ての餅が自動的に出来上がるのです。
なお出来上がった餅は、もちブレンダー内蔵の釜の中から楽に取り出せます。
釜の内側がテフロン加工されており、餅がくっつきにくくなっています。
切り餅ならば手間いらず
もちブレンダーの開発のきっかけは、手軽につき立ての餅が食べられないか、ということのようです。
これまでのようにもち米から餅を作る場合、準備に手間が掛かって、さらに余らせると保存が面倒です。

ところが市販の切り餅ならば、スーパーなどで年がら年中、簡単に手に入れられます。
また真空パックされているので、保存の心配がありません。
食べたいときに食べたい分だけ、切り餅の袋から取り出して、真空パックを開ければ良いのです。
なおかつ、もちブレンダーを使えば、いろんな楽しみ方ができます。
アレンジもち料理も手軽に
もちブレンダーは、その名の通り、切り餅とほかの食材を混ぜ合わせられます。
やり方は簡単、切り餅と一緒にほかの食材をもちブレンダーに入れて、スタートさせるだけです。
ちまたでは料理好きの人たちに、とても重宝されているのだとか。
手軽にアレンジもち料理を作れるので、さまざまなレシピがネットで公開されているようです。

スタジオでは、ジャーマンポテトもちを実際に作って食べていました。
これまでに食べたことのない味になるので、家族で盛り上がること間違いないそうです。
あとがき
これまでは餅つき機メーカーと切り餅メーカーは、ライバル関係にあったそうです。
一方が売れれば、もう一方が売れなくなっていたのです。

ところがもちブレンダーの登場によって、共存共栄する関係に変わりました。
これまで餅を敬遠していた人も食べるようになって、両者の売上がさらに上がるかも知れません。
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