【岐阜】不破郡関ヶ原町の明神の森を歩く その3 (さかさ杉とヤマトタケル篇)

森の中を歩く二人 名所史跡めぐり
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岐阜県不破郡関ヶ原町(ふわぐん せきがはらちょう)には、関ヶ原明神の森(以下、明神の森)があります。
関ヶ原町の北側の山の上にあり、生活環境保全林として整備された広大な施設です。

関ヶ原町に住んでいながら、つい最近までその名称どころか存在もまったく知りませんでした。
ということで、明神の森へ行ってみることにしました。

関ヶ原明神の森案内図
関ヶ原明神の森案内図(復元)

ふれあいの広場ひょうたん池を見に行ったあとは、丘の上の展望台に登って、景色を眺めました。

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ふれあいの広場を出て北へ

さて展望台のある丘から北の方へ下りる道はないので、斜面を適当に下りていきます。
ふれあいの広場から出ると、林道の向こう側に別の駐車場がありました。

駐車場の奥にはトイレの建物が、奥の階段を登ったところには無線中継所が見えます。
案内板などはありませんが、明神の森の続きを歩くため、林道を登っていきました。

林道を歩いていると、程なく右側にさくらの小道の入り口が見えました。

真っ赤な案内板によると、さかさ杉が 400メートル先にあるとのこと。
かなり見て欲しそうなので、見に行くことにしました。

さかさ杉への長い道のり

さくらの小道を歩き始めると、すぐに分かれ道になっています。
どちらの先にさかさ杉があるのか判りませんでしたが、とりあえずまっすぐに進みました。

あとは分岐点ごとに立てられている、赤い案内板に従って進んでいきます。
尾根筋に沿って下ってくると、近くまで来たようで「さかさ杉すぐそこ」と書かれた案内板を見付けました。

最後はスギの植林地帯の中を下っていくと、前方にさかさ杉らしきスギの巨木が見えてきました。
まわりに生えているスギの木と違って、一種異様を放っています。

杖立明神 さかさ杉

杖立明神 さかさ杉
杖立明神 さかさ杉

ということで、さかさ杉の近くまで下りて来ました。
さかさ杉の名前の通り、伸び放題の枝が下向きに垂れ下がっています。

伝説では、ヤマトタケルノミコトが伊吹山へ荒神退治に向かうとき、この場所に杖を突き立てたそうです。
やがてその杖から根が生えて、枝は下向きに伸び、さかさ杉になったのだとか。

同じような伝説は、日本国中の至るところに残っています。
杖や箸を地面に突き立てたとき、樹木のころと上下逆さまだったので、枝が下向きになった、とか。

ただ 二千年近く経っているにしては幹が細すぎるし、老木とよぶには樹皮がまだまだ若すぎます。
幹が 5本に分かれているのは、きっと伐られたあとに萌芽更新したのでしょうね。

萌芽更新とは、幹を切ったりして残った根株から、芽がいくつも出てきて育つこと。

さかさ杉の根元をぐるっと

さかさ杉の根元へ
さかさ杉の根元へ

せっかくなので、さかさ杉の根元まで下りてみることにします。
設置されている樹脂製の階段が抜けかけていたので、足元に気を付けて下りていきました。

樹齢二千年の老木は大袈裟ですが、巨木には違いないので、根元に立って見上げると迫力があります。
さらに幹のまわりを歩いて、いろんな角度から見上げてみました。

よく山で見掛けるスギの木は、建材として利用するため、枝打ちされてまっすぐに育てられます。
もしかするとさかさ杉は、スギの木の本来の姿なのかも知れません。

このさかさ杉をご神木として、山頂には杖立明神の祠が祀られています。

さらに明神の森を歩いていきます。

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