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【福井】南条郡南越前町の妙泰寺とその奥ノ院へ その2 (奥之院遊歩道を登って篇)

神社仏閣めぐり
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福井県南条郡南越前町(なんじょうぐん みなみえちぜんちょう)には、妙泰寺(みょうたいじ)があります。
京都妙顕寺系列の日蓮宗の古刹で、「北国身延」と呼ばれているのだとか。

ということで、妙泰寺にお参りしてきました。
奥ノ院が山の上にあるので、ついでにお参りしています。

妙泰寺総門から、参道を歩いて、仁王門をくぐり、本堂にお参りしました。

奥之院遊歩道へ入って

さて妙泰寺本堂から鐘楼まで戻ってくると、すぐそばに奥之院遊歩道の登り口がありました。
奥ノ院にお参りするため、獣害防止柵の扉を通り抜けます。

登り始めた奥之院遊歩道は、妙見堂・三光堂への参道も兼ねていました。
石段を登っていった途中の曲がり角からは、妙泰寺境内の建物群が垣間見えます。

程なくして、北辰妙見菩薩の祀(まつ)られた妙見堂と、三光天子の祀られた三光堂がありました。
北辰妙見菩薩とは北極星が、三光天子とは日・月・星が神格化された神さまです。

劣化を防ぐため、トタン波板や透明ポリカ波板で保護されていました。

延々と続く丸太階段

ということで、道幅が広くて歩きやすそうな奥之院遊歩道を本格的に登り始めました。
急勾配の坂道に整備された丸太階段は、丈夫な樹脂製擬木が使われているので、朽ちる心配がなさそうです。

しばらくすると、直線的に延々と続く丸太階段が始まりました。
急勾配でかなり大変なので、休み休み登っていきます。

ベンチの点在するなだらかな道をしばらく歩いたあとは、ふたたび長い丸太階段が始まりました。
丸太階段を登り抜くと、日当たりの良い広場にたどり着きます。

山頂の妙泰寺奥ノ院

妙泰寺奥ノ院

さて日当たりの良い広場には、妙泰寺奥ノ院が建てられていました。
時代の比較的新しいそうな建物で、装飾は少なく簡素な造りになっています。

建物は、登り始めにあった妙見堂三光堂のように、波板で保護されてはいませんでした。
ただ正面出入り口中央は雨戸で覆われており、側面の窓はベニヤ板で塞がれています。

妙泰寺奥ノ院からの眺め
奥ノ院からの眺め

ちなみに奥ノ院前の広場からは、「越前富士」とも呼ばれる日野山(ひのさん)が見えました。
妙泰寺の建物群はほとんど見えませんが、ふもとのまち並みがよく見えます。

奥ノ院山頂上へ

景色を眺めたあとあたりを見回すと、妙泰寺奥ノ院横の木に山名板が括(くく)り付けられていました。
奥ノ院のある山なので、奥ノ院山と呼ばれているようです。

奥ノ院山頂上の石碑
奥ノ院山頂上の石碑

折角なので、ちょっとした坂道を登って、奥ノ院山頂上まで行ってみました。
ただ仏像の光背の形をした石碑には雑草が生え、石灯籠は片方だけで壊れかけています。

日蓮聖人

石碑をよく見ると、日蓮宗の題目である「南無妙法蓮華経」の文字が刻まれていました。
妙泰寺に関連した古い遺構なのかも知れません。

つぎは奥ノ院山から下っていきます。

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