以前、ダム巡りをしていたときに、偶然「日本大正村」を発見しました。
ただそのときは、ダムを巡りながらダムカードを集めるのが目的だったので、寄り道しませんでした。

それ以来、「日本大正村」のことがすごく気になって……。
思い出す度にホームページを検索しては、いろいろと調べてしまいました。
ということで、気になって仕様がなかった「日本大正村」に行ってきました。

日本大正村に向けて出発!
中央自動車道に乗って、恵那(えな)インターチェンジで下りました。
瑞浪(みずなみ)インターチェンジで下りた方が、近いような気がしますが、道が判りやすいのです。
恵那インターチェンジから国道19号線に出て東へ、恵那警察署の前を通る国道257号線を南下しました。
交差点「一色」で南西に右折し、明知鉄道(あけち てつどう)と並走しつつ、国道363号線を道なりに。
最後に、町並みの中にある交差点「市場町」で南西に右折します。
すると、右側に明知鉄道の終点の明智駅が見え、左側には日本大正村の建物が見えました。

程なく、日本大正村の無料駐車場がありましたので、ゲートをくぐってそこに車を停めました。
大正レトロモダンなまち並みがのこる日本大正村

日本大正村(にほんたいしょうむら)は、岐阜県恵那市明智町(えなし あけちちょう)にある野外博物館です。
古い建物がのこる明智町を「日本大正村」と名付け、もと明智町役場を大正村役場に仕立てて、村が運営されています。
村内を散策したり、古い建物を利用した簡易資料館を見学するだけであれば無料です。
まずは大正村浪漫亭の前を通って、正面に見える観光案内所に向かい「ちょっとおんさい まち歩きマップ」をもらって、観光をスタートしました。
大正路地を通って坂道を登っていくと…

観光案内所から右を向いて、川に架かる橋を渡ると、「大正路地」と名付けられた路地が東西に伸びていました。
黒い羽目板の壁が、白い石畳に映えます。

「大正路地」を通り抜け、南北街道を横断してさらに登っていくと、石畳の道の右側に「大正時計店」がありました。

店内には、むかしのねじ巻き式の振り子時計が、年代順に並べて展示してありました。
そういえば子供の頃、自宅の柱にもねじ巻き式の振り子時計が掛かっていました。

子供の頃は、振り子時計っていうのは、振り子を揺らしておけば、勝手に動き続ける時計だと、思っていました。
知らないところで大人が、定期的に時計のねじを巻いていたのですが、知りませんでした。
高峰三枝子さんが偲ばれます

「大正時計店」を出ると、石畳の道の左側に「日本大正村 開村記念」の石碑が見えました。
初代の村長は、女優で歌手の故高峰三枝子さんです。

高峰三枝子さんといえば、国鉄の「フルムーン旅行」のテレビコマーシャルで上原謙さんと共演されたことが有名です。
しかし、ボクは時代劇の必殺シリーズが好きでしたので、時代劇ドラマ「必殺渡し人」での着物姿が、強く印象に残っています。
大正村役場の玄関入ってすぐ左は休憩室

石碑の前を通り過ぎると、もと明智町役場だった大正村役場があります。
役場の内部を見学するときは、スリッパに履き替える必要があります。

なお、役場の内部は写真撮影が禁止です。
2階に上がると、歴代の村長が入室したであろう村長室があります。
豪華な応接セットが置かれていますが、中に入ることは禁止されています。

2階を見て回り 1階に下りてくると、玄関左側の部屋は休憩室になっていました。
そのときは誰も休憩していませんでしたが、いろいろと展示してあるので、丁寧に見ると面白そうです。
次回は、八王子神社と龍護寺に行った話です。
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