以前、ダム巡りをしていたときに、偶然発見した日本大正村に来てみました。
八王子神社と龍護寺(りゅうごじ)の参拝を終え、さらにまちを歩きます。

大正ロマン館は瀟洒な洋館の佇まい
龍護寺の入口から出て、坂道を下っていきました。
すると、左側の草むらの中を大正ロマン館の方へと伸びる道があります。
案内板もありましたがよく分からなかったので、そのまま舗装された道を通っていくことにしました。

大回りして住宅の間を通っていくと、大正ロマン館に着きました。
新緑に囲まれた瀟洒(しょうしゃ)な洋館といった佇(たたず)まいです。
大正ロマン館、入ろうかな?止めとこかな?

大正ロマン館は有料施設なので、中を見て回るには入館料が必要です。
1館のみなら300円ですが、3館共通券を買うと500円です。

せっかく来たので、有料施設を全部見ることに決め、「大正村ぐるりん券」を買いました。
これさえあれば、他の有料施設も全部見て回れます。

なお、大正ロマン館の内部は、そのほとんどが撮影禁止です。
昭和の大スター高峰三枝子
中に入ると、まずは初代村長である故高峰三枝子さんの展示室があります。

まず最初に目についたのは、高峰三枝子さんの写真を集めたアルバムでした。
テレビ番組に出演された時の様子などが、写真に収められています。
いろんな人が見るので、アルバムのつなぎ目がボロボロになっていました。

また壁際には、数点の綺羅(きら)びやかなドレスも、展示してありました。
さらに、ショウケースの中には、むかし懐かしの映画やドラマの台本なども、ところ狭しと並べてありました。
さまざまな種類のアコーディオン
2階に上がると、世界のいろんな種類の楽器が展示してあります。
それらの中でも特に気になったのが、アコーディオンでした。

アコーディオンといえば、故横森良造(よこもり りょうぞう)さんです。
ボクが今まで見ていたアコーディオンは、横森良造さんが持ってるタイプばかりでした。
しかし世界には、いろいろな種類のアコーディオンがあるようです。
ボクには難しすぎて到底、弾けそうにありません。
懐かしの映画のポスター

さらに、その奥に進んでいくと、懐かしの映画のポスターが壁に展示してあります。
みなさんの若かりし日の姿で描かれています。
ちょっと見ただけでは、誰なのか分からないこともありました。
しかし、それが誰なのか分かると、ちょっぴりうれしかったです。

森繁久彌(もりしげ ひさや)さん、フランキー堺さん、伴淳三郎(ばん じゅんざぶろう)さんなどの男性陣や、司葉子(つかさ ようこ)さん、草笛光子(くさぶえ みつこ)さんなどの女性陣の若い頃の姿が見られました。
大正ロマン館を見終わって
最初は、入ろうか入るまいか迷ったのですが、大正ロマン館に入って正解でした。
結構、面白かったです。

せっかく「大正村ぐるりん券」を買ったのですから、あと 2館も存分に楽しみたいと思いました。
さらに、日本大正村を巡ります。
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