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【岐阜】日本大正村を気ままに散歩する その6 (大正村資料館上り篇)

名所史跡めぐり
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以前、ダム巡りをしていたときに、偶然発見した日本大正村に来てみました。

大正時代館の見学も終わりましたので、再びまちを巡ります。

日本大正村周辺地図
日本大正村周辺地図

元繁華街、うかれ横丁を通って

大正時代館から喫茶「天久」の中を通り抜けて、うかれ横丁に入りました。
昔は、多くの飲食店が立ち並ぶ繁華街だったらしいのですが、今は見る影もありません。

うかれ横町
うかれ横町(渡り廊下を振り返って)

渡り廊下の下をくぐり抜けたとき、お店の中からくぐもったカラオケの音と歌声が、聞こえてきました。

うかれ横町では、誰もがうかれるようです。

この見事に咲いた?遠山桜

遠山桜
遠山桜(川に架かる橋の上から)

うかれ横丁を道なりに進んでいくと、道が直角に左に曲がっています。

遠山家屋敷跡の横をそのまま真っすぐ進み、狭い路地を通り抜けて川を渡ると、遠山桜がありました。

遠山の金さん

残念ながら、桜の花の見ごろはとっくに過ぎていました。
こればっかりは、名奉行遠山の金さんでも無理です。

日本大正村資料館は、貴重な資料の宝庫

川沿いの道を歩いて南北街道へ戻り、「大正村くるりん券」で日本大正村資料館に入りました。

大正村資料館へと続く道
大正村資料館へと続く道

最初にドーンと建っている蔵は、お土産屋さんです。
そこはあとで見ることにして、まずは奥の資料館へと向かいました。

大正村資料館
大正村資料館の入口(3階建ての旧濃明銀行の蔵)

もともと蔵だったので、入口の扉は分厚い造りになっています。
玄関でスリッパに履き替えて、いよいよ大正村資料館の内部を見学です。

1階は、昔のおもちゃが勢ぞろい!(資料館1階右側)

全国の昔のおもちゃ
全国の昔のおもちゃ

右側の入口から入ると、そこには全国から集められた昔の郷土玩具が、展示してあります。

全国の郷土玩具
全国の郷土玩具(大正村資料館1階)

昔は、おもちゃを作って売るような会社がありませんでした。

というわけで、その土地々々の手先の器用な方が農閑期などを利用して、簡単に手に入る材料で、おもちゃを作っていたのではないでしょうか。

赤べこの郷土玩具

展示を見て回ると、どの郷土玩具もバラエティー豊かで、一つも同じものがありません。
ただ現代っ子に与えても、誰も見向きもしないのでしょうね。

2階は、昔の勉強道具とランドセル(資料館2階右側)

昔の教科書
昔の教科書(大正村資料館2階)

せまい階段で2階に上がると、昔の子供たちが、学校で勉強するときに使っていた教科書や地図などが、学科ごとに整理してに並べられています。

百姓

学科は現代と概ね似ていますが、違うものとしては「農業」などが気になりました。

昔は家業が農業である家が多かったはずですから、「農業」の授業はたいへん役立ったことでしょう。

昔のランドセルと文房具
昔のランドセルと文房具(大正村資料館2階)

また、当時のランドセルや文房具も展示してあります。

最近のランドセルは刺繍(ししゅう)などがしてあり、すごく手が込んでいるなと思っていたら、昔のランドセルにも刺繍がしてあります。

通学

持ち主が個人的にされたのかも知れませんが……。
ただ、ランドセルのサイズは現在のものに比べ、かなり小さいようです。

A4サイズのクリアファイルなどは、到底入りそうにありません。
子供たちの負担も少なかったので、むしろ良かったのかも知れません。

3階は、色とりどりの蓄音機の共演(資料館3階右側)

音楽プレイヤー

現代の音楽プレイヤーは、技術の進歩がすばらしく、かなり小型化が進んでいます。
しかし、それもこれも蓄音機が発明されたお陰です。

蓄音機
蓄音機(大正村資料館3階)

3階には、蓄音機が展示してあります。
まるで、色とりどりのアサガオが一斉に咲いているようでした。

蓄音機の針のケース
蓄音機の針のケース(大正村資料館3階)

また、蓄音機の針が入れられていたケースも展示してあります。

たぶん、どこかのコレクターの収蔵品だったのではないでしょうか?
こんなに保存状態が良いなんて、大切に保管されていた証拠ですから。

次回は、大正村資料館の続きです。

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