【滋賀】長浜市湖北町にある西野水道は、窪地に溜まった水を抜くための排水路

名所史跡めぐり
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滋賀県長浜市(ながはまし)の中を通る県道44号線(さざなみ街道)を走っていると、交差点「菅草橋」のあたりで余呉川の向こうに「史跡 西野水道」と書かれた案内板を見掛けます。

今までは気にしたことがなかったのですが、賤ヶ岳山本山歩道を歩いてみたら、何度も名前が出てくるので、気になって調べてみました。

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西野水道とは

水害

むかしは大雨が降るとよく余呉川が氾濫したので、窪地である西野集落に水が溜まりました。
西野水道とは、その溜まってしまった水を琵琶湖に排出するための水路だそうです。

西野周辺の地形図と恵荘上人

西野周辺の地形図と恵荘上人

充満寺の住職、西野恵荘(にしの えしょう)の提案で、彼の指導のもと 5年の歳月と莫大なお金を掛けて、造られました。

堤防を走って西野水道へ

西野水道へは、県道44号線(さざなみ街道)の交差点「菅草橋」で余呉川に架かる橋を渡り、すぐに左折して堤防の上を西(川下)へ走っていきます。

駐車場

すると山の手前あたりにほりぬき公園の駐車場があったので、そこに自動車を停めました。

すでに 10台前後の自動車が停まっていたので、ほりぬき公園は人気の場所のようです。
しかしあたりを見回してみても、人影はほとんどありませんでした。

ヘルメットと長靴、懐中電灯が必要

ほりぬき公園

二代目西野水道と管理棟(ほりぬき公園)

さて駐車場から山の方へ歩きだすと、左奥には二代目の西野水道であるトンネルが見え、右には管理棟らしき建物が見えました。

二代目の西野水道は、琵琶湖への連絡通路になっており、自由に通行できます。
ほりぬき公園の管理棟の中

ほりぬき公園の管理棟の中

まずは管理棟の中に入ってみると、ヘルメットや長靴、懐中電灯が並べて置いてありました。
どうやら西野水道を見学するときに最低限、必要な装備のようです。

本来は自分で用意するべきなのでしょうが、ありがたいことに無料で貸し出されていました

西野水道見学の案内

西野水道見学の案内

となりの壁には、西野水道の見どころが貼り出してありました。

西野水道は現在も利用されているので、トンネル内に照明器具が設置されていません
トンネル内は暗くて狭くて湿っているので、気を付けて見学する必要があるようです。

西野水道の入り口へ

西野水道の遠景

西野水道へと続く細い水路

管理棟から出て北へ歩いていくと、西野水道には導入部の水路がありました。
現在は梅雨の時期とはいえ夏なので、その水路は雑草で隠れています。

西野水道の下り口

西野水道への下り口

水路に沿って歩いていくと、西野水道へと続く水路に下りられる道が造ってありました。
下り口には、西野水道を見学するにあたっての注意事項が書かれています。

西野水道の東側

西野水道は真っ暗

ただ西野水道の中を歩く気分には、なれません。
暗いところは慣れましたが、子どもの頃から狭いところが苦手なのです。

二代目西野水道を通り抜けて

ということで、連絡通路の二代目西野水道を歩いて、琵琶湖側を見に行くことにします。

真っ暗なトンネルの中を歩いていると、途中で浮遊感に囚われて、今どこを歩いているのか判らなくなる感覚に襲われましたが、無事に琵琶湖側に到着しました。

西野水道の琵琶湖側

西野水道の琵琶湖側

西野水道は二代目西野水道のすぐ隣にあるので、さっそく見に行きます。
西野水道の出口はすっかりコンクリートで固められ、水がチョロチョロと流れ出ていました。

あとがき

余呉川放水路西野トンネルの出口

三代目西野水道の出口

現在の余呉川の流れは付け替えられて、西野トンネル(三代目の西野水道)を通り、琵琶湖に放水されています。

余呉川の流れが真っ直ぐになったことで、氾濫の危険がかなり減り、西野集落の人々もきっと安心していることでしょう。

ちなみに河口には土砂が堆積して浅瀬ができ、水鳥が生息する場所になっていました。

川釣りする男性

また余呉川の水は養分豊富なようで、河口にはたくさんの魚が棲んでいるようです。
河口のコンクリートの上には、大勢の釣り客が糸を垂らしていました。

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