三重県三重郡菰野町(みえぐん こものちょう)には、尾高山(おだかやま)があります。
またふもとの丘陵地帯には、三重県民の森が整備されています。
ということで、三重県民の森から尾高山に登ってきました。
途中からは雨に降られたので、尾高山頂上ではすっかり雲の中です。

尾高山登山ハイキングコースの行者コースを登っていき、他のコースと合流しました。
洗谷コース分岐点
尾高山中腹合流地点 立ち込めるモヤの中を
さて難所だらけの行者コースも終わったので、あとは尾高山頂上を目指して登っていくだけです。
白いモヤが立ち込めていますが、視界はそれほど悪くありません。
洗谷コース合流地点(左)山頂(右)洗谷 洗谷コース案内板
しばらくすると「尾高山頂」のほかに「洗谷コース」と書かれた案内板がありました。
この合流地点から洗谷を通って、ふもとまで下っていけるようです。
一応トラロープが張られていますが短いので、メインの 3コースへ誘導するためのものだと思われます。
さらに尾高山頂上を目指して登っていきます。
尾高山上展望台
尾高山頂上 尾高山上展望台の立て札
ということで、なだらかな坂道を登っていくと、程なく尾高山頂上に着きました。
かつて山頂には金属製の構造物があったようですが、倒壊したまま片隅に放置されています。
山頂からの眺め 鈴鹿国定公園 尾高山頂
せっかく山頂まで登ってきたので、形式的に景色を眺めておきました。
仕方のないことですが雲の中に入っているので、案の定まったく視界は望めません。
ちなみに、滋賀県と三重県にまたがる鈴鹿山脈を中心とした地域は、鈴鹿国定公園に指定されています。
尾高山は鈴鹿山脈の一部なので、鈴鹿国定公園の立て札がありました。
尾高山最高点を探して
釈迦ヶ岳方面へ 最高点を探して
尾高山上展望台のある場所は、尾高山の最高点ではないようなので、すこしだけ最高点を探してみました。
釈迦ヶ岳方面へと続く登山道を下っていき、雑木林の中に入ります。
地図アプリを片手にあたりを歩き回ってみました。
三角点はもちろんのこと、小さな杭さえも見つかりません。

これ以上探しても何も無さそうなので、諦めて尾高山を下山することにしました。
来た道を尾高山上展望台の方へ戻ります。
大石に乗って
大石入り口 急坂を下って
尾高山から下り始めると、すぐに大石への入り口があったので、見に行ってきました。
急勾配の坂道を慎重に下っていくと、眼下に灰色の塊が見えてきます。

現れたのは、板状節理でパックリと 2つに割れた大石でした。
左側にも薄っすらと板状節理が見えるので、風化が進めばそのうち割れてしまうことでしょう。
下段の大石群 大石の上から
さらに下ると、いくつもの大石がまとまってありました。
折角なので大石の上に登ってみましたが、やっぱり真っ白で景色は何も見えませんね。
さらに尾高山を下っていきます。
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