滋賀県近江八幡市沖島町(おうみはちまんし おきしまちょう)には、沖島があります。
日本の淡水湖に浮かぶ島の中で、人の住んでいるただ一つの島なのだとか。
ということで、沖島に渡ってきました。
ひとまず山中の遊歩道を歩いたあとは、湖畔を沖島漁港まで戻っています。

おきしま通船で、堀切港から沖島へ渡ったあとは、ケンケン山(見景山)に登り始めました。
ケンケン山登り口


さてお墓の立ち並ぶ緩やかな細道を歩いていると、ケンケン山登り口の案内板がありました。
本来は「見景山(けんけいやま)」ですが、通称で呼ばれているようです。


あまり急勾配ではない丸太階段を登り終えると、お花見広場への案内板がありました。
どうやらこの先に、サクラの木の植えられた広場があるようです。

ちなみに沖島の山中にも、イノシシの棲んでいる跡がありました。
突然に出くわすと厄介なので、急いで熊よけ鈴を取り出してぶら下げます。
サクラの木が植えられた、お花見広場


ということで案の定、サクラの木のたくさん植えられたお花見広場に着きました。
季節はもう秋、花見の時期はとっくに過ぎているので、さっそく展望岩から景色を眺めます。


展望岩の上に立つと、琵琶湖をはさんで対岸の比叡山や比良山系が眺められました。
ただ残念ながら、比良山系のてっぺん付近はすっかり厚い雲に覆われており、まったく何も見えません。


お花見広場からの眺めがあまり良くないので、そうそうに尾山へ向かって歩きはじめました。
すこし進むと、堀切港あたりや休暇村近江八幡の見える眺望地点があります。
ケンケン山頂上へと至る遊歩道は、まったく整備されていないようです。
子どもたちの遊び場、ホオジロ広場


さてケンケン山への登り口を探しながら歩いていると、ホオジロ広場への案内板を通り過ぎました。
ヒトツバに覆われた大岩のある、ちょっとした小山を越えていきます。


すると、まもなくホオジロ広場にたどり着きました。
沖島小学校へと続く分かれ道もあるので、子どもたちの遊び場なのかも知れませんね。


ホオジロ広場の中を見回すと、つな渡りとブランコが設置されていました。
なお広場からは、高島市方面の山やまが見渡せます。
見はらし広場


ホオジロ広場からは、さらに尾山方面へ歩いていきました。
はじめのうちはなだらかな山道が続きますが、しばらくすると緩やかな上り坂が始まります。


薄暗い森を通り抜けると、ようやく見はらし広場に出られました。
広場からは、「棹飛び」修行で有名な伊崎寺のある、まるで島のような伊崎山が見えます。
ちなみに見はらし広場直前(西側)の脇道を右へ進むと、三角点を経由して杉谷浜まで下りられるようです。
尾山(宝来ヶ嶽)の頂上ではないのですが、なぜか山名板があるようです。
さらに尾山方面へ歩いて行きます。
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