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【岐阜】山県市長滝の釜ヶ谷山にある奥の院へ その3 (展望台から奥の院へ篇)

神社仏閣めぐり
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岐阜県山県市長滝(やまがたし ながたき)には、釜ヶ谷山(かまがたにやま)があります。
前回、奥の院行者岩を見に行こうと思ったら、伊自良湖スカイウェーに迷い出てしまいました。

ということで今回は、行きたかった奥の院を経由して行者岩まで登ってきました。
ヤマビルが怖いので、冬になるのを待ってからの出発です。

釜ヶ谷山青少年の森案内図
釜ヶ谷山青少年の森案内図

ミゾレ林道の終点近くから、釜ヶ谷山登山道を登っていき、奥の院コースに合流したあとは、一旦展望台まで下りました。

奥の院と行者岩はもうすぐ

展望台の登山道案内板
展望台の登山道案内板

さて展望台から出て建物を振り返ると、柱に登山道案内板(奥の院コース)が取り付けられていました。
奥の院行者岩までは、あともうすこしのようです。

ということで、奥の院コース釜ヶ谷山頂上の方へ登っていきました。
このあたりも丸太階段が不安定なので、なるべく体重を掛けないほうが良さそうです。

お遍路

ちなみに、ふもとから奥の院へ至る参道には、西国三十三所観音の石仏が安置されていました。
展望台近くの分岐点の石仏には、二十六番と刻まれています。

送電鉄塔の根元を通って

分岐点から丸太階段を登っていくと、程なく明るい場所に出ました。
送電鉄塔の根元に来たようですが、パッと見たところ登山道の続きがよく判りません。

ところがコンクリート製の土留に近づいてみたところ、奥に「登山道↑」と書かれた案内板がありました。
案内板の奥へ歩みを進めると、奥の院への参道の証(あかし)である石仏もあります。

折角なので、すこし登ったところで振り返って、雄大な景色を眺めてみました。
赤色、黄色、緑色がうまい具合に混じり合って、反対側の山やまの斜面を彩っています。

西国三十三所観音を数えながら

ということで、西国三十三所観音に刻まれている数字を数えながら、三十三番を目指して登っていきました。
ただ町石(丁石)と違って、石仏は一定間隔に配置されていないのですけどね。

三十二番観音まで登ってくると、すぐ横の平場に木造の小屋が建てられていました。
奥の院なのかと思いましたが、正面の扉が閉められていたので、祭具などを収納しておく建物のようです。

甘南美寺奥の院

改めて登山道を見上げると、さらに登った先にお堂らしき建物が見えました。
登り口の標柱には「甘南美寺 奥の院」と刻まれています。

甘南美寺の奥の院は、甘南備明神

甘南備明神
甘南備明神

さて甘南美寺奥の院は寺院なのかと思いきや、甘南備明神(かんなび みょうじん)という神社でした。
たいへん古い神社で、美努王(みののおほきみ)を祀(まつ)っているそうです。

美努王は、飛鳥時代の人物。壬申の乱で大海人皇子に味方した。
同名の人物がもう一人いたらしく、そちらは中立を通したらしい。

ちなみに山県市大森の神明神社は、甘南備明神の遥拝所に端を発するそうです。
お参りしたいときに、毎回ここまで登ってくるのは大変ですからね。

つぎは行者岩を見に行きます。

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