現在の JR北陸本線は、敦賀駅から南今庄駅にかけて、14キロメートル弱の長い北陸トンネルを通っています。
しかし北陸トンネルが完成する前は、鉢伏山(はちぶせやま)を避けるように、大きく海側に回り道しながら、いくつものトンネルを通り抜けていたようです。
前回、旧北陸本線トンネル群を通ったときは、そうとは知らず偶然に迷い込んだだけだったので、改めて通ってきました。
おみやげを買いに今庄駅へ
実際のところ旧北陸本線トンネル群に行くだけなら、国道476号線の交差点「今庄駅入口」の南の方にある丁字路を西に曲がって、県道207号線を進めば良いだけです。
今回はおみやげを買って帰るため、JR今庄駅に立ち寄ることにしました。
以前、駅のおみやげ屋で買った商品が、とても気に入ったのです。
JR今庄駅の南北の線路沿いには、無料駐車場があるので便利です。
以前、今庄宿のレトロな町並みを散策したときも、そこに停めました。
おみやげとして新商品も購入

酒粕あられと甘酒飴
お気に入りの「紅梅液」と「蔵のかしゅていら」の他には、新たに 2つの商品も買いました。
- 紅梅液 ……………… 薄めて飲むタイプの梅ジュースの原液
- 蔵のかしゅていら … 今庄産地酒が染み込んだ、ふわふわのカステラ

甘酒飴
「甘酒飴」は、甘酒の味とほのかな香りがするソフトキャンディです。
見た感じは、不二家の「ミルキー」に似ています。
今庄宿にお店がある畠山酒造が販売しているので、そこの酒粕を使用しているのでしょう。
袋を開けると甘酒の芳しい香りが漂い、食べるとしっかり甘酒の味がします。
酒粕が入っているので、食べすぎると酔ってしまうかも知れません。
酒粕あられ

酒粕あられ
「酒粕あられ」は、最近売り出された新商品のようです。
ただ和モダンな外袋に対して透明な内袋がとても小さく、値段の割に内容量が少ないです。
南越前町の今庄観光協会に委託されて、日野あられが作っているそうです(OEM)。
地元でのみ売られており、きっと小ロット生産なので、高くなってしまうのでしょう。
食べてみると、ほのかに酒粕の味と香りがします。
美味しいので食べ続けていると、すぐに袋が空っぽになってしまいました。
旧北陸本線トンネル群へ
さておみやげも買ったので、旧北陸本線トンネル群へ向かいます。
一旦、国道476号線に戻って南下し、西へ曲がって県道207号線を進んでいけば、判りやすいのですが、久しぶりに北国街道の中を通ってみました。
今庄宿はかつて、たいへん栄えた宿場町なのですが、自動車がすれ違うにはすこしばかり狭いので、気を付けて進みます。
県道207号線に出ると、「旧北陸線トンネル群」の案内標識が出ていました。
JR南今庄駅の待合所で確認
- JR南今庄駅の利用者用の待合所
- 奥に JR南今庄駅
JR南今庄駅を利用する方たちのために用意された、駐車場付きの待合所まで来ました。
来た道を振り返ると、ちょっと離れたところに駅のホームが見えます。

鹿蒜地区案内図
駅の待合所に設置されている「鹿蒜(かひる)地区案内図」によると、この先で北陸本線は北陸トンネルに入るようです。
遠くの方を見ると、北陸トンネルの入り口が小さく見えました。
つぎは旧北陸本線トンネル群を見に行きます。

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