小豆島(しょうどしま)は瀬戸内海に浮かぶ、オリーブの生産が盛んな島です。
ただ小豆島について、ほどんど何も知らなかったので、母と妹と 3人で一泊旅行に行ってきました。

「醤の郷」とよばれる一帯の中にあるマルキン醤油記念館を訪れ、江戸時代の醤油蔵の様子や醤油造りに使われた道具などを見て回りました。
道の駅「小豆島オリーブ公園」へ
さて「マルキン醤油記念館」から道の駅「小豆島オリーブ公園」へは、左側に内海湾を見るように自動車を走らせます。
交差点「オリーブ公園口」で北に右折したら、2色の旗に沿って坂道を登っていきました。

オリーブをイメージした 3色の看板が見えたら、道の駅「小豆島オリーブ公園」に到着です。
駐車場の敷地はうなぎの寝床のように細長いので、空いていた奥の方に停めました。

オリーブ記念館でほうきを借りて

まずは道の駅「小豆島オリーブ公園」の高台に建っている、オリーブ記念館に向かいます。
近くまで歩いていくと、あたりをたくさんの女性がほうきを持って歩いていました。

過去に小豆島で、小芝風花さん主演の映画、実写版「魔女の宅急便」が撮影されたので、映画の主人公(キキ)になりきれるよう、無料で「魔法のほうき」が貸し出されているようです。
妹が「魔法のほうき」を借りに行くと、人気があるので、もう残りが少なくなっていました。
しかし辛うじて借りられ、嬉々としていました。
魔法のほうきを使う心得

「魔法のほうき」を使う心得には、次のようなものがあります。
- 公園内なら「持ち出しOK !」 とっておきの場所でキキになる
- とにかくキキに「なりきる」 そしてスマホで「連写」
- ほうきが怒ると魔法が使えない 「ほうきに感謝して大切に使う」
- みんながキキになれるよう「すばやく」 「ほうきを黒猫しっぽに返却する」

ほうきで地面を掃いたり、引きずったり、杖や剣の代わりにしてはいけないようです。
また使い終わったら出来るだけ早く、黒猫のジジに返した方が良さそうです。
オリーブの木は女神アテナが

ちなみにオリーブ記念館の真ん中には、ギリシャ神話の女神アテナの石像が立っています。
ギリシャ神話によると、「オリーブの木」を創り出したのは女神アテナなのだそうです。
昔むかし、エーゲ海に面する美しい街の支配権を巡って、女神アテナと海神ポセイドンが争っていたそうです。
オリーブ ゼウス ウマ
争いの間に入った主神ゼウスの提案に従って、2柱の神は「人間の役に立つ物」を創り合い、女神アテナは「オリーブの木」を、海神ポセイドンは「ウマ」を創り出しました。
主神ゼウスは「オリーブの木」の方が人間の役に立つと判断したので、女神アテナがその街を支配することになり、その街の名前が「アテネ」になったようです。
オリーブ色の郵便ポスト

さてオリーブ記念館から外に出ると、そこにはオリーブ色の郵便ポストが立っていました。
本物の郵便ポストなので、ここからハガキや手紙を出せるようです。
オリーブ記念館で絵ハガキを買って、友達や家族に便りを出せば、きっと喜ばれるでしょう。
ちなみに郵便ポストの横からは、眼下に広がるイベント広場や向かいの田浦半島(たのうらはんとう)、右から伸びる三都半島(みとはんとう)を見渡せます。
さらに道の駅「小豆島オリーブ公園」を散策します。
コメント