小豆島(しょうどしま)は瀬戸内海に浮かぶ、オリーブの生産が盛んな島です。
ただ小豆島について、ほどんど何も知らなかったので、母と妹と 3人で一泊旅行に行ってきました。

ベイリゾートホテル小豆島で、バイキング料理を堪能したり展望露天風呂や露天風呂に入ったりしたあとは、柔らかな布団でぐっすりと眠り、すっきりとした朝を迎えました。
マルキン醤油記念館へ
さて小豆島はオリーブだけでなく、醤油造りとそれを使った佃煮でも有名です。
ということで「醤(ひしお)の郷」とよばれている場所を見に行くことにしました。
なお「醤の郷」とは、醤油や佃煮の工場が集まっている一帯を指すのであって、そのような名称の施設がある訳ではありません。

何となく自動車を走らせていたら、「マルキン醤油記念館」の看板が出ており、そこに「P」の文字があったので、自動車を広い駐車場の中に入れました。
マルキン醤油工場(左) マルキン醤油工場(中) マルキン醤油工場(右)
道路を挟んでどちら側も、「マルキン醤油」の工場群の敷地になっているようです。
自動車から降りると、あたりには醤油のいい香りが漂っていました。
マルキン醤油記念館

「マルキン醤油記念館」への入館は通常、有料になっています。
ただ当日は「無料開放」の看板が出されていたので、無料で建物の中に入れました。
出入り口
国の登録有形文化財 玄関には頑丈な金庫が マルキン醤油記念館のスタンプ
中に入っても受付に人が居ないので、受付に置いてあったパンフレットを 1部もらいます。
スタンプが置いてあったので、訪れた記念としてパンフレットの中に、押しておきました。
なお出入り口が同じなので、奥まで行ったら来た道を戻ることになります。
記念撮影スポット

間接照明なので薄暗いですが、一風変わった記念撮影スポットもあります。
よくある顔出しパネルのように、醤油樽の上に顔だけ出して、写真を撮るのでしょうか。
江戸時代の醤油造りの世界へ

大桶(おおこが)の中を通り抜けると、江戸時代の醤油蔵の様子や醤油造りに使われた道具などを見に行けます。
醤油蔵(左)、棒締め機 醤油蔵(中) 醤油蔵(右)、重石を下げる鎖
そこには、テコの原理を利用してもろみから醤油を絞り出すという、大きな棒締め機が設置してあります。
太い丸太一本まるごとがテコになっており、テコの先に鎖で重石をぶら下げて、テコを押し下げるようでした。
広告あれこれ

むかしは広告を出すだけでなく、お得意さまに差し上げる、おまけの品物なども用意していたようで、さまざまなものが展示してあります。
赤べこの玩具、お猪口に徳利、湯呑に醤油差し、折ると半纏(はんてん)になるハンカチ、指人形風の鍋つかみ、弁当箱などのほかに、岡本太郎デザインのミニポットまでありました。
しょうゆソフト

ちなみに駐車場の隅にあるおみやげ屋さんでは、マルキン醤油関連の商品を扱っていました。
中でも「しょうゆソフト」が人気のようです。
ある子どもが「しょうゆソフト」を買って、おっかなびっくり食べていたのですが、その美味しいことが判ると、周りの子どもたちもこぞって買い、美味しそうに食べていました。
つぎは道の駅「小豆島オリーブ公園」に向かいます。
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