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【愛知】博物館明治村を乗り物一日券で効率よく その7 (牛鍋屋と村営バス篇)

名所史跡めぐり
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愛知県犬山市(いぬやまし)には「博物館明治村」という場所があります。

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ただその敷地があまりにも広大なので、丁寧に見て回ると、とても一日では回れません。
ということで今回は「乗り物一日券」も買って、博物館明治村の中を巡ってきました。

1丁目の小山に上って、文豪たちが借りて住んだ住宅や、西郷隆盛の弟が建てた洋館、そして幼稚園としても使われていた教会堂を見てきました。

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赤坂離宮の正門の脇にあった哨舎

1丁目の小山の上を散策して坂道を通って下りてくると、哨舎(しょうしゃ)がありました。
哨舎とは、歩哨(ほしょう)という兵士が立って、周囲を見張るための小さな建物です。

その哨舎はもともと、東京にある赤坂離宮の正門の内側と外側の両脇に 4つあったうちの 1つです。

おもちゃの兵士

赤坂離宮の洋風のデザインと調和するように、外壁には白いペンキが塗られ、丸い屋根は銅板で覆われていました。

岐阜県関ヶ原町の鍾乳洞の近くに立っている、シンプルな立哨舎とはまるで出来が違います。

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開国によって牛肉を食べるように

江戸時代の日本では、動物の中で食べていたのは鳥や魚介類が多く、一般の人はあまり獣の肉を食べませんでした。

ましてや牛や馬なら、なおさら食べません。
当時牛や馬は、荷物や人を運搬したり、田畑を耕したりするための道具だったからです。

ところが開国して、西洋人に牛肉を食べる習慣があることを知ると、そのマネをして次第に牛肉を食べるようになりました。

そうして出来たのが牛肉を扱うお店です。

どうしてもウサギを食べたい人が、その長い耳を翼だと言い張り、鳥として食べたので、ウサギの数え方が 1羽、2羽、3羽になったという話もあります。
モモンガは空を飛ぶので鳥ということにして、イノシシはモモンガの大きくなったものだからとこじつけて、食べても良いことにしたという話もあります。

実際に営業している牛鍋大井牛肉店

肉屋

「牛鍋 大井牛肉店」は、兵庫県神戸市で営業していた牛肉を扱うお店です。
店頭で牛肉を販売するだけでなく、2階の客室で牛鍋が食べられるようになっていました。

当時まだ珍しかった牛肉を、実際にお客さんに食べてもらって、その美味しさを知ってもらい、牛肉を買ってもらおうという目論見なのでしょう。

すき焼き

ということで、1階部分は当時の「牛鍋 大井牛肉店」が再現してあるだけなのですが、2階に上がると牛鍋屋として営業しているので、実際に食べられます。

ただちょっとお値段が張るので、ボクは遠慮しておきました。

村営バスに乗って

そんなこんなで、博物館明治村の正門までやってきました。
正門から外に出てバスに乗れば、犬山駅(東口)まで帰れるようです。

しかしボクは自動車で来たので、博物館明治村の北入り口まで戻らなければなりません。
すぐ近くに村営バスの停留所があったので、そこでしばらく待って村営バスに乗りました。

ボンネットバス

村営バスは博物館明治村の建造物の間を、解説を交えながら縫うように走っていきます。
これまでに見学した場所だけでなく、行かなかった場所も見られたので、有難かったです。

あとがき

乗り物一日券付き入村券

乗り物一日券を買ったのですが、結局それぞれの乗り物を 1度ずつしか乗りませんでした。
市電に至っては、路線の半分しか乗っていません。

それでも乗り物で移動すれば、たとえ歩き疲れていたとしても、目的地の近くまで連れて行ってくれます。

バスの光る降車ボタン

たまたま見かけた人はバスを有効に活用していて、見たい場所の間をバスで移動することにより、移動時間を短縮していました。

乗り物に乗るだけでも楽しいので、一度試してみてはいかがでしょうか。

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