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【岐阜】岐阜市の大蔵山と千鳥山と松尾池を巡る その3 (千鳥山頂上へ篇)

神社仏閣めぐり
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岐阜県岐阜市(ぎふし)には、ながら川ふれあいの森があります。
百々ヶ峰(どどがみね)に整備された施設で、山中を巡る遊歩道のほかキャンプ場などもあります。

前々回と前回は東西から百々ヶ峰に登ったので、最後に大蔵山千鳥山、ついでに松尾池も巡ってきました。
帰り道にはもう一度、白山展望広場に立ち寄っています。

百々ヶ峰周辺地図
百々ヶ峰周辺地図

北側の分岐点から、大蔵山を越えて、南側ふもとの集落へ下りたあとは、交差点「小島山トンネル北」まで戻ってきました。

観音寺へ寄り道

さて交差点「小島山トンネル北」の横断歩道を渡ったら、千鳥山登り口から森の中へ入っていきました。
程なく一洞山観音寺へと続く石段の前に来たので、すこしだけ寄り道していくことに。

観音寺の山号である「一洞山」は、この谷あいが「一之洞」とよばれていることに由来します。

石段を登りきったところには観音寺本堂の建物があって、その左側に墓地が広がっていました。
他に建物が無いので無住職のお寺だと思われますが、古びていないので檀家の方がたが守っているのでしょう。

サクラ

墓地の方を見ると、春の訪れを待ちわびたかのように、サクラの花が満開になっていました。
人気(ひとけ)のない静かなお墓で、花見をするのも一興かも知れません。

長良川の向こうに舟伏山を望む

ということで千鳥山頂上を目指して、つづら折りになった丸太階段を登り始めました。
松尾池までは 70分ほどなので、それほど道のりはなさそうです。

尾根筋に入ったら、あとはひたすら岩だらけの緩やかな坂道を登っていきました。
しばらくすると、開放感あふれる見晴らしの良い展望岩場に着きます。

展望岩場から南側を見ると、長良川を挟んで向こう側に舟伏山が見えました。
本当に舟の上下をひっくり返して置いたような形をしています。

千鳥山の長良川展望台

展望岩場からはさらに、大岩群が至るところにそそり立つ、岩場の中を登っていきました。
途中のムラサキツツジは、早すぎた春に焦ってしまい、もうしぼみ始めています。

長良川展望台
長良川展望台

ふたたび自然石の石段を登っていくと、断崖の端に長良川展望台がありました。
頑丈そうなベンチ・テーブルが置かれているので、景色を眺めながら休憩するのに良さそうです。

長良川展望台からは、金華山の下をうねりながら奥へ流れていく、長良川がよく見えました。
残念ながらマツの木に隠されているので、舟伏山の見え方はイマイチです。

千鳥山頂上へ

長良川展望台は見晴らしが良いので、ちょっと落ち着いてしまいましたが、山頂はまだまだ先です。
千鳥山頂上を目指して、さらに尾根筋を歩いていきました。

もうすっかり道が緩やかになったので、のんびり歩いていると、ようやく千鳥山頂上に着きました。
大蔵山とは打って変わって、手の混んだ山名板が取り付けられています。

コチドリ

ところで下を通るトンネルの名前は、どうして「小島山トンネル」なのでしょうか。
古文書によると古津村には長良川の岸に「小島峯」があるので、「千鳥山」が間違っているのかも知れません。

新撰美濃志のコマ番号:267/446
国立国会図書館デジタルコレクションより

つぎは松尾池を見に行きます。

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