岐阜県岐阜市(ぎふし)には、ながら川ふれあいの森があります。
百々ヶ峰(どどがみね)に整備された施設で、山中を巡る遊歩道のほかキャンプ場などもあります。
前々回と前回は東西から百々ヶ峰に登ったので、最後に大蔵山と千鳥山、ついでに松尾池も巡ってきました。
帰り道にはもう一度、白山展望広場に立ち寄っています。

千鳥山頂上から、松尾池へ下ったあとは、池をひと回りして、萩の滝を見に行きました。
東海自然歩道から青空を見上げて
東海自然歩道に合流 数取器を1回だけ押して
さて萩の滝から川沿いの遊歩道を上ってくると、東海自然歩道に合流しました。
ここからは東海自然歩道を通って、白山展望広場まで登ることにします。
道端のお地蔵さん 川沿いの緩やかな道
砂防ダムで道を折り返して登ってきた道端では、2体のお地蔵さんが寄り添っていました。
しばらくは川沿いの緩やかな上り坂が続きます。
延々と続く丸太階段 見上げると木立の向こうに青空
ところが次第に勾配が急になっていき、丸太階段が延々と続きました。
しばらくして斜面を見上げると、いつの間にか雑木林の向こうに青空が見えています。
白山展望広場からの眺め
白山展望広場 展望パネルとベンチ群
ということで、人気(ひとけ)のない白山展望広場に着きました。
今回は展望パネルのまわりを屯(たむろ)する人たちがいないので、独りでじっくりと見られます。

ただ結局のところ遠くの方は霞んでいたので、白山も御嶽山もまったく見えませんでした。
なお白山は展望パネルに写っておらず、条件が揃えば汾陽寺山のさらに左側に見えるようです。

ちなみに展望パネルにおいて、乗鞍岳と御嶽山の間にあるのは美濃市の古城山です。
大桑城(おおが じょう)のある山県市の古城山は、同じく汾陽寺山の左側なので写っていません。
こぢんまりした、散策の森広場
チェックポイント「N」 管理堂脇のベンチ・テーブル
さて白山展望広場からは、まだ通っていなかった管理道を歩いて、帰ることにしました。
途中にあったベンチ・テーブルで、休憩しながら昼食を摂ります。
散策の森広場 散策の森広場を通り抜けて
昼食を済ませて管理道を下っていくと、散策の森広場に着きました。
ながら川ふれあいの森に点在する他の広場に比べると、こぢんまりした感じがします。

奥へ進むと、雑木林に囲まれて安らげそうなあずま屋がありました。
あずま屋の脇からは、遊歩道の丸太階段が始まっています。
サクラが満開の、モニュメント広場
モニュメント広場へ 分岐点(左)モニュメント広場(右)一之洞林道
ということで遊歩道を通って、駐車場の近くにあるモニュメント広場まで下りていくことにしました。
至るところに案内板があるので、道を間違えずに歩いていけます。
管理道を斜めに渡って モニュメント広場
しばらく面白みのない砂利道などを下りていくと、ふりだしのモニュメント広場に着きました。
サクラの花が見ごろを迎えていたので、花見目的の人たちも数人訪れています。
あとがき
ながら川ふれあいの森を 3回に分けて歩いてみました。
なるべく同じ道を通らないように歩いてきたのですが、どこを歩いても結構楽しめました。
岐阜市街地から近く駐車場も広いので、三田洞側からながら川ふれあいの森を訪れる人が多いようです。
ただ長良古津側の方が自然をより感じられて、個人的には好みでした。

また千鳥山の長良川展望台からは、間近に長良川を見られて意外に楽しめました。
心残りは百々ヶ峰南尾根ですが、すっぱりと諦めることにします。
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