滋賀県米原市大野木(まいばらし おおのぎ)と岐阜県不破郡関ヶ原町(ふわぐん せきがはらちょう)の間には、大峰山(おおみねやま、別名:大野木山)がそびえています。
小学生の頃に一度、遠足で大峰山頂上の千畳敷まで登ったことがあります。
全行程が徒歩だったので、帰り道はみんなフラフラになっていました。
久しぶりに登ってみたかったのですが、ふもとの大野木集落には駐車場が見当たりません。
仕方がないので、岐阜県側から大峰山に登ってみました。

大峰山の岐阜県側林道入り口へ

実際のところ、岐阜県側から大峰山の頂上へと続く登山道などはありません。
歩きやすそうなところを探しながら、ひたすら登っていくだけです。
まずは県道229号線(牧田関ヶ原線)を関ヶ原町玉方面に歩いていきました。
山の上に小さく見えるのが、大峰山の上にある NTTドコモの大野木無線中継所です。
林道の入り口 車両通行止めの鎖
小さな橋を渡ると、お誂(あつら)え向きの林道がありました。
とりあえずは林道を、行けるところまで歩いてみることにします。
林道はある程度、奥まで行ったところで、行き止まりになります。
ゆるやかな林道を終点まで
緩やかな上り坂 一時的に下り坂 谷川沿いの道
林道は軽トラックが通ることを想定しているので、勾配がゆるやかです。
大した汗をかくこともなく、順調に奥へ奥へと歩いていきました。

途中で崖下の谷川の中を、黒っぽい動物が駆け抜けていくこともありましたが、危険動物と遭遇することもなく、順調に歩いていけます。

ということで、谷川に架かる橋を渡ったところで、林道は終点になりました。
ここからは谷川に沿って歩いていきます。
谷川に沿ってさらに上流へ
谷川を渡って 谷川沿いを川上へ 倒木も何のその
谷川沿いは、遊歩道が整備されている訳ではありません。
歩きやすそうな場所を探して、川岸を右へ左へ移動しながら、上流に進みました。

このあたりではよく見掛けますが、途中で 2頭のシカと遭遇することも。
こちらを警戒しているようで、すぐにどこかへ逃げていきました。
2つ目の支流を川上へ 適当に崖を登って 草むらの道
ある程度進んだところで、今度は左側の支流に沿って進んでいきます。
支流の流れが無くなったら、急勾配の崖を登って、ヤブのない方へ歩いていきました。
林業の方の歩いた跡があったので、それをたどったら比較的ラクでした。
大野木無線中継所を確認
出口 尾根筋の大平作業道 向こうに無線中継所
ということで、無事に大峰山の尾根筋に出ました。
自動車が通るようで、地面には轍(わだち)が残っています。
まずは右(北)の方へ進んでみると、ふもとから見上げていたNTTドコモ無線中継所が見えました。
小学生の頃にもありましたが、たぶん当時とは別物なのでしょうね。
左(南)へ進むと 電信柱に「大野木山」の文字 警察庁無線中継所
つぎは尾根筋を反対方向へ歩いて、千畳敷のある大峰山の頂上方面へ向かいました。
道は警察庁無線中継所の横を抜けて、さらに奥へと続いているようです。
つぎは千畳敷を歩きます。
コメント
NHKの無線中継所ではなく,警察庁のです。
ご指摘ありがとうございます。
米原市景観計画図で確認したのち、ブログの記事を修正しました。