田舎に Uターンしてからというもの、お酒は滅多に飲まなくなりました。
しかし東京で働いていた頃には、一次会で居酒屋に行って、二次会でショットバーに行くというはしご酒をよくしていました。

ショットバーに行くとシェイカーを振る姿を見たいので、やっぱりカクテルを注文します。
カウンターに座ってバーテンダーの方と世間話をしながら、ちょっと変わった注文をするのが好きでした。
お酒は20歳になってから飲みましょう。
生ビールに飽きるとカクテル

1軒目の居酒屋ではいつも、大ジョッキで生ビールばかりを飲んでいました。
あまり強いお酒だと舌の味覚が麻痺してくるので、おいしい料理の味を楽しめないからです。
普通のビールだけでなく、黒ビールやハーフアンドハーフなども飲んだりして、味を変えながら飲みましたが、やっぱりビールは 1軒目だけで十分です。

ということで、必然的に 2軒目はショットバーへ行くことになります。
カクテルを出す居酒屋もありますが、やっぱりショットバーはお酒の品揃えが違います。
在り来たりのものだけでなく、珍しいお酒も置いてあるので、いろいろと楽しめます。
ウォッカをベースとしたカクテル

さて、カクテルの中でよく飲んでいたのは、ウォッカ(ヴォトカ)をベースにしたものです。
ウォッカは主に、ロシアと東欧諸国で飲まれている蒸留酒です。
あまり癖がないため、それ以外の国ではカクテルのベースとしてよく使われます。

ウォッカをベースにしたカクテルには通常、スミノフ(スミルノフ)が使われます。
たぶんよく流通していて、簡単に手に入れられるからなのでしょうね。
ただボクの場合は、よくスピリタス(スピリトゥス)に変えてもらっていました。
アルコール度数 96度なので、飲んだ途端に酔っぱらえるからです。
お酒に弱い方は、決して飲まないでください。
ブラッディメアリーをアレンジ

ウォッカをベースにしたカクテルの中でよく飲んでいたのは、ブラッディメアリーです。
体に良いトマトジュースが入っているので、お酒をすこしでも中和しようという考えです。
気の利いたショットバーに行くと、このカクテルにタバスコが添えられることがあります。
トマトジュースの味には刺激が少ないので、辛味を追加するためのようです。

これにヒントを得て刺激が欲しいときは、ベースのウォッカをスミノフからペルツォフカに変えてもらっていました。
ペルツォフカには唐辛子が入っているので、ブラッディメアリーの味が締まります。
またカプサイシンの効果で体が温まりますので、寒いときには最適です。
原液をクラッシュアイスで
ショットバーのカウンターに座っていると、バーテンダーの後ろの棚に並んでいるお酒が、自然と目に入ります。
目立つボトルが置いてあると、やっぱり飲んでみたくなります。

日本では基本的にカクテルの材料になる、ココナッツリキュールを飲んだことがあります。
注文すると、グラスにクラッシュアイスを入れて、そこに原液を注いでくれました。
飲んでみましたが甘すぎたので、もう二度と飲みませんでしたけどね。
ショットバーに行ったら、メニューに載っているカクテルを飲むだけでは面白くありません。
バーテンダーに、一風変わった注文をしてみるのも楽しいものです。
あとがき

田舎に帰って入ったバーで、同じように注文してみたことがありました。
しかしそこは田舎なので、そもそも珍しいウォッカなどは仕入れていないようです。
仕方なく、どこにでもあるスミノフを使った、ブラッディメアリーを飲みました。
カクテル遊びは、場所を選んでしなければならないようです。
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