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【岐阜】紅葉で有名な大矢田神社を下見する その1 (御旅所から夫婦樹まで篇)

神社仏閣めぐり
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道の駅「平成」からの帰り道、県道80号線を通って美濃市の「うだつの上がる町並み」を見に行こうとしたのですが、道を間違えてしまいました。

どうやら長良川鉄道「美濃市駅」の北にある交差点で、直進したのがいけなかったようです。
引き返すのも面倒なので自宅に帰ろうと、県道94号線を西向きに走っていました。

紅葉した森

すると偶然、見覚えのある大矢田神社という文字を発見したのです。
以前から、もみじの名所として気になっていたので、立ち寄ってみることにしました。

大矢田神社へ

大矢田神社(おやだじんじゃ)は、岐阜県美濃市大矢田(みのし おやだ)にあります。

東海北陸自動車道の「美濃」インターチェンジからだと、県道94号線を西に進み、交差点「東端」で北へ右折して、ひたすら道なりに北上すると到着します。

カエデとイチョウ

最近は「美濃三山もみじ」の 1つに数えられ、紅葉の季節になると多くの参拝客で賑わっているようです。

ただ関ヶ原からは遠いので、今まで紅葉を見に訪れたことはありませんでした。

遥拝所でもあり御旅所でもあり

遥拝所兼御旅所
大矢田神社の遥拝所兼御旅所

さて大矢田神社へ自動車を進めていると、道の右側に「大矢田神社 ○○所」と刻まれた石柱と、壁のない和風の建物を見付けました。

この建物は普段大矢田神社遥拝所になっているところです。
大矢田神社の拝殿までは遠いので、この周辺の人達はここから神社を拝むようです。

お神輿

また春と秋の「ひんここ祭り」の日に執り行われる、神幸祭のときには御旅所になります。
大矢田神社から神輿に載せられた大神様が、この建物へ御幸されます。

かなり盛大な催しのようなので、見に来ると興味深いかも知れません。

ひんここ祭りは山の中腹で

ひんここ祭りの舞台へ
ひんここ祭りの舞台へ

「ひんここ祭り」の人形劇は、この御旅所の近くの小山の中腹で行われるようです。

たまたま山へと続く道を見たら、草が生えておらず道幅も広くなっており、つづら折りの坂道には金属製の手すりが付いていたので、何かありそうだと思っていました。

ちなみに人形劇の内容は、突如現れた大蛇が、畑仕事に精を出す村人を、次々と飲み込んでしまったので、須佐之男命(すさのおのみこと)が助け出すというものです。

そのときのお囃子が「ひんここ、ちゃいここ、ちゃいちゃい、ほーい」だそうです。
今のところ「ひんここ」の意味は判っていないそうです。

ひんここ祭りをちょっと考察

ここからはボクの勝手な想像です。

神棚

大矢田神社の主祭神は、天若日子命(あめのわかひこのみこと)と建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)です。

また大矢田神社の大神様が御幸する日に、出向き先である御旅所の近くで「ひんここ祭り」は行われます。

ということから、「ひんここ」は日子命(ひこのみこと)、「ちゃいここ」は須佐之男命(すさのおのみこと)が変化したものなのではないでしょうか。

大矢田神社の参道を歩く人は

さらに車を走らせて、大矢田神社の鳥居の右側を通り抜け、参道の右側の駐車場に自動車を停めました。

一旦、鳥居の手前まで戻って、そこから歩きはじめることにします。
しかし紅葉の時期ではないので、あたりに参拝客の姿はほとんど見当たりません。

金剛力士像(仁王像)

鳥居をくぐると楼門があり、阿形と吽形の 2体の仁王像(金剛力士像)が睨んでいます。
長年の風雨に晒(さら)されて、彩色も落ちていますが、大きくて立派な造りです。

子宝

さらに楼門をくぐった先には、ヒノキとスギの根元がくっついた夫婦樹もあります。
触ると子宝に恵まれるそうです。

では、参道をさらに歩いていきます。

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