以前、岐阜県揖斐郡揖斐川町開田(いびぐん いびがわちょう かいでん)にある徳山ダムまでダムカードをもらいにいったとき、立派なお城が建っているのを見付けました。
そのお城は藤橋城・西美濃プラネタリウムといい、星空を眺められるようになっています。

そもそもはその場所に、西美濃天文台が建てられていたことがきっかけなのでしょう。
山奥なので街灯もなく、空気が澄んでいるので、天体観測に適した場所のようです。
藤橋城を知っていますか?
さて、ダムカードをもらうため、徳山ダムへと続くうねうねと曲がりくねった国道417号線を走っていたときのことです。

高架橋の上に差し掛かると、遠くの方に真っ白なお城の天守閣が見えました。
その立派なお城の名前は、藤橋城といいます。
そのあたりは福井県へと抜ける道沿いだったため、福井県側から攻め込まれないように、むかし藤橋城という砦(とりで)があったそうです。
山奥のプラネタリウム
その藤橋城の天守閣は、歴史民族博物館などになっている訳ではなく、1階はプラネタリウム、2階は天文についての展示コーナーになっています。
プラネタリウムの投影開始時刻は決まっていますので、それまでは 2階で天文についての展示などを見て、過ごすのもいいでしょう。

ちなみにこれまで 2回、プラネタリウムに入りましたが、毎回違った趣向で星空を映し出していました。
いろんなパターンがあります

はじめて入ったときは、想定していた星座についての説明などは、一切ありませんでした。
地球からドンドン離れていき、最終的には銀河系を外から見ることになる回でした。

しかし、つぎに入ったときは、典型的なプラネタリウムという感じで、その日の星座の状態などについて説明する回でした。
季節によって星空は変わるでしょうが、毎回似たような感じだと 2度と見に行かないので、いろいろなパターンがあるのでしょうね。
オープンスペースの古民家探訪!
さて、藤橋城から道路を挟んで反対側には、藤橋歴史民族資料館があります。

簡単にいうと、オープンスペースに、いくつかの茅葺き屋根の古民家が、移築されており、その内部を見て回ることが出来るようになっています。
プラネタリウムと藤橋歴史民族資料館は、共通券になっていますので、投影開始時刻までは、古民家を見学するという選択肢もあります。

なお、プラネタリウムの投影開始時刻が近づくと、放送で知らせてくれますので、それまでは安心して見て回れます。
食堂で川魚料理

さらに、藤橋城から駐車場を挟んで反対側には、お食事処「あまご茶屋」があります。

ボクは毎回あまご茶屋で、川魚の焼き魚定食を注文します。
もちろん、アユやイワナ程度のサイズの川魚は、頭から尻尾まで全部、食べてしまいます。

そういえば、テレビ番組でタレントさんが、焼いた川魚を食べるシーンをよく見ます。
そのとき、ほとんどのタレントさんは、川魚の胴体の身だけ食べていますよね。
ちょっぴり悲しくなります。
あとがき

あなたは、揖斐川上流にプラネタリウムがあるなんて、ご存知でしたか?
ボクは、プラネタリウムなんて行ったことが無かったので、体験できて良かったです。
ちなみに、となりの歴史民俗資料館は、古民家を何軒見たとしても、プラネタリウムと共通料金になっていて、大変お値打ちです。

奥揖斐にも、良いところがたくさんありますので、一度訪れてみてはいかがでしょうか?
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