パソコンやスマホ、ゲーム機で遊ぶゲームの中には、基本プレイ無料でアプリ内課金のものがあります。
普通に遊ぶだけなら、お金を支払わずにゲームを進められます。
ただそれでは、開発者側の経営が成り立ちません。

ゲーム内で不便な状況を作り出したり、他のゲームプレイヤーと競争させたりすることで、ゲームを有利に進めるためのアイテムを、ゲームプレイヤーに購入させようと働きかけてきます。
ただボクはこれまでの経験から、ゲーム内でアイテムを絶対に購入しないことにしています。
基本プレイ無料のゲームにて
そのむかし、SONY(ソニー)のPlayStation Vita(プレイステーション・ヴィータ)で、頻繁(ひんぱん)に遊んでいた頃のこと。
基本プレイ無料の「勇者のくせにこなまいきだ。G」をダウンロードして、遊んだことがありました。
襲いくる勇者 ツルハシ 破壊神
ゲームプレイヤーは破壊神となり、ツルハシでダンジョンを構築することによって魔物を召喚し、襲いくる勇者を捕獲するという、一風変わったゲームです。
お金を支払わなければ、一日の遊べる回数が少ないのですが、支払う金額に応じて回数が増えていきます。
プレイ回数が無制限になるどっぷりモードなら、900円(税抜)で購入できました。
課金アイテムを購入したことも
1プレイに付きツルハシを 1つ消費し、時間が経てばツルハシが補充されます。
最初のうちは無課金で、一日に数回だけゲームをしていたのですが、次第に面白さが増してきました。

一日に何度もゲームしたくなって結局、どっぷりモードを購入することに。
- あっさりモード …… プレイ回数 10 回/日 270円+税
- しっかりモード …… プレイ回数 24 回/日 600円+税
- どっぷりモード …… プレイ回数 無制限 900円+税
するとゲームをしないと勿体ないという感覚になり、そのゲームばかりをするように。
あっという間に、ゲームがエンディングを迎えてしまいました。
課金でゲームバランスが崩れる
さてアプリ内課金には、ちょっと考えただけでも、次のようなものがあります。
- ゲームプレイヤーがよく見える(アバターの服装や部屋の飾り付けなど)。
- ゲームプレイヤーが強くなる(アバターのパラメーター値の上昇)。
- ケームプレイヤーが時間を節約できる(移動や加工の待ち時間短縮)。
- プレイできる回数が増える。

どれもこれもゲームを有利に進めるために、ノドから手が出るほど欲しいものです。
ただむやみに購入して有利にしすぎると、ゲームそのものがつまらなくなってしまいます。
さじ加減が難しく、歯止めが効かないので、手を出さないということです。
あとがき
アプリ内課金のゲームを提供しているゲームメーカーは、アイテムを購入してもらわないと困ります。
ただアイテムを購入しすぎて、ゲームが有利になり過ぎるのも、ゲームをつまらなくします。

ゲーム機用に売っているゲームソフトは、普通に買って、最後までプレイするのですけどね。
ゲームバランスをゲームプレイヤーに委ねるのは、無理があるのかも知れません。
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