高速道路や自動車道に乗ったときに、休憩したり買い物したりするための施設として、サービスエリア(略称、SA)やパーキングエリア(略称、PA)があります。

昔は基本的に、高速道路や自動車道に乗らなければ、サービスエリアやパーキングエリアに入ることが出来ませんでした。
ところが最近では、高速道路や自動車道の外から来る自動車のために、駐車場「ぷらっとパーク」が用意されていて、自由に出入りできるようになりました。
高校生のときに自転車で
それは、高校 1年生の春休みのことです。
高校の友達 5~6人で、滋賀県長浜市名越町(ながはまし なごしちょう)にあった、「長浜市サイクリングターミナル ホテルグリーンハウス」まで、行ったことがありました。
長浜市サイクリングターミナル ホテルグリーンハウスは、廃業しています。
ボクが住んでいたのは、岐阜県と滋賀県の県境の関ヶ原町なので、比較的近くです。
しかし他の友達は大垣市とその周辺からなので、かなり遠くて大変だったと思われます。
ホテルの周辺に食堂がない
さて困ったのは、その晩の食事でした。
食堂がない コンビニがない
ホテルグリーンハウスの周辺は、観光地や繁華街などではないので食堂などありません。
ましてや当時は、コンビニなどという便利なお店はありませんでした。
ホテルに夕食を注文しておけば、たぶん食べられたはずです。
しかし、高校生なので節約して、近くの食堂で食べるつもりをしていたのでした。

すると友達の 1人がどこからか、近くにパーキングエリアがあるとの情報を、得てきました。
他に選択肢はないので、早速みんなで自転車に乗って、パーキングエリアに向かいました。
柵で囲まれたパーキングエリア
そのパーキングエリアは、神田パーキングエリア(上り)といいます。
当時、そのパーキングエリアは柵で囲まれていて、簡単に中へ入ることが出来ませんでした。
しかし、たまたま通りがかった従業員の方にお願いして、中に入れてもらうことに。

飲食店の中に入ると確かそこは、カウンター式の立食店でした。
注文して出てきたうどんを、そのままカウンターのところで立って食べます。

昔のパーキングエリアって、ターゲットとする客がトラック運転手などの男性たちでした。
だから、お店の作りがそんな感じだったのでしょうね。
数十年ぶりに思い出の場所に

さて高校生の時は、計画を立てた友達に付いて行っただけだったので、どこに行ったのかさっぱり把握していませんでした。
しかし、滋賀県長浜市はよく行くところです。

見当をつけて走ってみたところ、すぐに思い出のホテルと神田パーキングエリアを見付けられました。
なおそのときには、もう「ぷらっとパーク」の存在を知っていて、一般道からパーキングエリア内のお店に、簡単に立ち寄れることは判っていました。
ということで、懐かしの神田パーキングエリア(上り)へと入って行きました。
オシャレなパーキングエリアに

久しぶりに、神田パーキングエリア(上り)に来ると、一般道から来る人のために「ぷらっとパーク」という駐車場が造られていました。
いざ飲食店の中に入ると、厨房の配置は同じような感じでしたが、カウンターは料理を出すだけの場所になって、しかもセルフサービス方式になっていました。
また料理を食べる場所は、広くなった店内に並べられたテーブルに、変わっていました。
女性客や子ども客なども入りやすい、お店づくりを意識したのでしょうね。

というわけで、神田パーキングエリア(上り)の飲食店は、家族連れもたくさん訪れる、オシャレなお店になっていました。
あとがき

ボクはよく、駐車場「ぷらっとパーク」に車を停めて、サービスエリアやパーキングエリアに行き、食事をしたり遠くのお土産を買ったりします。
ただ、駐車場「ぷらっとパーク」は、もともと従業員用の駐車場だったところを転用していることが多いようで、ちょっと使いにくいことがあります。

駐車場までの道がせまい上に、駐車できる車の台数がとても少ないのです。
また、駐車スペースを無くした従業員の方の車が、外にはみ出していることもあります。
そのあたりが改善されれば、もう少し使いやすくなるのですけどね。
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