以前行った、福井県小浜市(おばまし)に、もう一度行ってきました。
鯖街道の起点、いづみ町市場の近くの「小浜市まちの駅」の食堂「かねまつ」で、海鮮丼も食べられましたので、あとはお土産を買って帰るだけです。
海沿いの道を歩いて

そういえば行きに、海沿いの丁字路で、人魚の像を見かけました。
気になるので、ちょっと寄ってみることに。
まずは「小浜市まちの駅」の前の県道15号線を海の方へ歩いていきます。
海側に渡ったら、左に曲がって県道235号線を小浜公園の方角へ歩いていきました。

道路の海側に駐車場があるところでは、海の方へ回ってテトラポッド越しに、穏やかな海を楽しめます。
すると、いつのまにか人魚の像のところに着きました。
マーメイドテラスの由来はジュゴン

ここでも、NHK朝ドラ「ちりとてちん」の撮影が行われたようです。

人魚の像の台座の石版によると、その昔、遠い南の海からジュゴン(人魚)が黒潮にのってやって来て、小浜湾に迷い込んだことがあるそうです。

そのことをキッカケにして、人魚の肉を食べたせいで、800歳まで生きたという八百比丘尼(やおびくに)の伝説が、語り継がれるようになったそうです。
高橋留美子さんのアニメ「人魚の森」

人魚の肉を食べて、不老不死の体になる話といえば、高橋留美子さんの「人魚シリーズ」ですね。

ボクは、テレビで何度か、高橋留美子さんのアニメ「人魚の森」を見たことがあります。
ただ、他の作品と違っておどろおどろしい雰囲気なので、ちょっと気味が悪かったのを憶えています。
高橋留美子さんも、八百比丘尼伝説から着想を得て、「人魚シリーズ」を描かれたのでしょうか?
さば寿司のお店は、古民家の佇まい
さて、マーメイドテラスから県道235号線を山の手に歩みを進めると、気になっていた鯖棒寿しのお店である「ほり川 田村長(たむらちょう)」に着きました。

店先を見たところ、押している商品は「鯖棒寿し」「炙りのどぐろ寿し」「小鯛寿し」そして「小鯛ささ漬」のようです。
いざ入ってみると、店の中はこぢんまりとしており、ところ狭しといろいろな商品が並べられていました。
焼き鯖寿司とのどぐろ寿司を買う

お目当ての「棒寿司」を探すと、入って右側に 3種類の「棒寿司」が、きれいに積んでありました。
日当たりのいい台の上ですが、それらはサンプル品なので心配は要りません。

「焼き鯖棒寿司」と「炙りのどぐろ寿司」を注文すると、暖簾の奥の保管場所から本物を持ってきてくれて、店名が書かれたシックな紙袋に入れてくれました。
なお、季節的なものなのか「しめ鯖棒寿司」は置いてありませんでした。
自宅に帰ってから、夕食で

のどぐろという魚を一度食べてみたかったのですが、やっと念願が叶いました。
どちらも美味しかったので、次回寄ったときは、「小鯛寿司」か「小鯛ささ漬」を買いたいと思います。

ただ、「小鯛ささ漬」の大樽は、ちょっとお高いので、買うには気合が必要です。
あとがき
二度目の小浜でしたが、ほとんど同じようなところを歩いたにもかかわらず、新しい発見をできました。
一度行ったほかの場所でも、もう一度行けば、新しいことを発見できるのでしょうね。

でも、やっぱり行ったことがない場所の方が興味をそそられます。
行きたいところが多くて困ります。
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