【三重】桑名市の六華苑(旧諸戸清六邸)を訪ねて その4 (内庭と主庭園篇)

名所史跡めぐり
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六華苑の案内図

六華苑の案内図

一旦、六華苑の内玄関棟のロビーに戻り、そこからお茶席の奥にある扉から外に出て、二番蔵番蔵棟を見たあとは、旧高須御殿離れ屋を訪れました。

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六華苑の内庭を歩いて

さて六華苑の建物の中は一通り見たので、次は建物の外にあるを見に行きます。
まずは内庭(うちにわ)を見るため、内玄関棟を出て二番蔵の方に歩いていきました。

和館の長い縁側からも眺めたのですが、実際に内庭の中を歩いた方が雰囲気を味わえます。
他には誰一人、内庭を歩いていないので、本当の意味で独り占めでした。

内庭と敷かれた飛び石

内庭と敷かれた飛び石(奥は離れ屋と番蔵棟)

飛び石の上を歩きながら、先ほど訪れた建物を、今度は外側からも見て歩きます。
内装は似たような感じでしたが、外装を見たら違いがはっきりと判りました

旧諸戸清六邸に設けられた稲荷社

稲荷社

稲荷社

旧高須御殿の隣には、大きめの祠(ほこら)がありました。

むかしから信心深い人は、屋敷の中に祠を建てて、信仰している神様をお祀りしたようです。
この屋敷の主人であった諸戸清六(もろと せいろく)さんは、お稲荷様だったようです。

キツネの巫女

ただ祠の大きさの割に屋根瓦の飾り付けが豪勢なので、何だか屋根が重そうに感じます。
もしかしたら祠の屋根も、軽い銅板葺などに変えたほうが良いのかも知れません。

主庭園は、池泉回遊式

六華苑の南側には、池泉回遊式の大きな主庭園が広がっています。
質素で落ち着いた感じのある内庭とは、まったく趣(おもむき)が違っていました。

行田市から寄贈された、古代蓮

古代蓮

古代蓮

六華苑の主庭園の中には、行田市指定天然記念物の「古代蓮」も生えています。
桑名市市政60周年を記念して、友好都市の埼玉県行田市(ぎょうだし)から寄贈されました。

古代蓮とはそもそも、ごみ焼却場の建設中に、土の中から発見された古代の蓮のタネです。
数千年前のタネだと推定されていたのに、自然に芽を出したので話題になりました。

蓮の花

聞くところによると、古代蓮の花は大きくて立派なのだそうです。
ただ残念ながら当日は、その花を見られませんでした。

小山の中に造られた、防空壕

防空壕

防空壕

小山があったので登ってみたら、小山の斜面には縞鋼板で出来た扉がついていました。
じつはこの小山、防空壕(防空壕)なのだそうです。

戦時中の女の子

防空壕の中は一般公開されていないので、どうなっているのか判りませんが、お屋敷の中には大勢の人が暮らしていたので、収容人数はかなり多そうです。

水面に映る洋館

逆さ洋館

逆さ洋館

防空壕のある小山から下りてくると視界が開け、池の向こうに洋館と和館が見えました。
池を見ると、洋館と和館が水面に逆さで映っています。

できれば逆さ富士のようにはっきりと、その姿が映っていれば良かったのですけどね。
建物が水辺から離れているので、水面に映る建物は下半分が隠れてしまいました。

岩国市の錦帯橋にも似た橋

主庭園をさらに歩いていくと、山口県岩国市(いわくにし)の錦帯橋(きんたいきょう)というアーチ橋にも似た、木製の橋がありました。

本当のアーチ橋ではないため、カーブが緩やかで歩きやすいのですが、それでも歩いていると妙な感覚があり面白かったです。

小川を遡ると滝が

滝

最後に、池へと注ぎ込む小川を上流へ辿っていくと、低い滝がありました。
実際の川の様子を再現しているのでしょう、大きな岩がゴロゴロしています。

なお小川の源流を探すのは、不粋なので止めておきました。

ということで池泉回遊式庭園の回遊は終わりです。
分かれ道が多かったので、回り方によっては違う楽しみ方もできるでしょう。

あとがき

六華苑は広大な敷地の中に、いくつもの建物群があり見どころはたくさんあります。
丁寧に見て歩けば、かなり長い間、楽しめることでしょう。

暑がりの男性

ただ洋館や和館などは、国指定重要文化財だからなのか、扇風機だけでエアコンが無い場所もありました。

快適に拝観するためには、涼しい時期を選んだほうが良いかも知れません。

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